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【セルジオ越後】どう出るか分からない神戸の大型補強だが…厳しい現実を味わってきた大迫や武藤の反骨心に期待

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年08月13日

神戸で結果を残せなければ、代表の柱として君臨できるのか不透明に

 ヨーロッパは日本と違って、結果を出していない選手に対して甘くないし、試合に出ていなければ“アウト”を宣告されてしまう。大迫や武藤もそうした厳しい状況のなかで、出場機会を求めてJリーグに復帰した。プロとしては正しい判断だったと思うよ。
 
 とくに大迫にしてみれば、神戸でしっかりとレギュラーに定着し、ゴールという結果も残していかなければ、今後も代表の前線の柱として君臨できるのか不透明になってくる。アジア最終予選を通じて、他の選手が台頭する可能性だってあるからね。武藤にしても、アジアカップ以来代表から遠ざかっているだけに、ここで結果を残してもう一回這い上がりたいという気持ちが強いだろう。9月からはアジア最終予選が始まるから、そういうモチベーションも大きいだろうね。

 この夏に環境を変える選手たちも同じだよ。古橋はもちろん、ドイツに行った田中や、ベルギーに行った三笘、林なども試合に出られなかったら、移籍はなんの意味も持たない。試合に出れなくても、「いい経験になるよ」って言う人もいるけど、プロは試合で結果を出さなかったら、あとはどこで結果を出すの? 結果を出せないなら試合にも出られないし、試合に出れなかったら結果を残すも何もできない。

 大迫や武藤は、そういう厳しさを多少なりとも味わってJリーグに復帰しているわけだから、結果に対して貪欲さを持って取り組むはず。Jリーグ後半戦は、そんな帰国組の反骨精神にも期待して見てみたいね。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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