大迫はイニエスタのパスに抜け出してゴールを狙い、あるいは…
そして最大の注目となる3トップは新戦力の3人。左ウイングに置いたボージャンは近年目立った成績を残せていなく、今年に入ってからはフリーの状態が続いていた。さらに来日時期が未定で、すぐに試合に絡んではこないだろうが、かつてラ・リーガで114試合・26得点を決めた実力は伊達ではない。同じ元バルセロナのイニエスタやサンペールに操られる形で再び特大のポテンシャルを発揮してくれることが期待される。
武藤もイングランドのニューカッスルとスペインのエイバルでは3シーズンでわずか2得点と消化不良の時期を過ごした。それでもFC東京にいた14年にはルーキーでベストイレブンに輝き、15年には夏までに10得点と、Jリーグでの実績は文句なしだ。
武藤もイングランドのニューカッスルとスペインのエイバルでは3シーズンでわずか2得点と消化不良の時期を過ごした。それでもFC東京にいた14年にはルーキーでベストイレブンに輝き、15年には夏までに10得点と、Jリーグでの実績は文句なしだ。
なにより頼もしいのが大迫だ。昨季はドイツのブレーメンで苦しんだものの、5年近く日本代表でエースを張る実力は、まさに半端ない。イニエスタのパスに抜け出してゴールを狙い、あるいは懐の深いポストワークからイニエスタの飛び出しを支援する、そんなイニエスタとのホットラインがイメージできる。もちろんウイングのボージャンと武藤を活かすうえでも、このCFの働きは重要だ。
一方でFW陣にはその他に、ブラジル人ストライカーのドウグラスや若手有望株の小田裕太郎などもいる。豊富な戦力を三浦淳寛監督はどう組み合わせるのか。「チームに合流してから、どの組み合わせが一番点を取れるのかを含めてしっかり考えたい」という指揮官の手綱捌きに注目だ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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一方でFW陣にはその他に、ブラジル人ストライカーのドウグラスや若手有望株の小田裕太郎などもいる。豊富な戦力を三浦淳寛監督はどう組み合わせるのか。「チームに合流してから、どの組み合わせが一番点を取れるのかを含めてしっかり考えたい」という指揮官の手綱捌きに注目だ。
取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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