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「じわじわと悔しさが…」来季は田中碧に替わる存在へ。川崎加入内定の法大ボランチ松井蓮之が東京五輪から得た刺激

カテゴリ:Jリーグ

安藤隆人

2021年08月10日

「大学サッカーではもっと相手を圧倒するようなプレーを見せないとダメ」

東京五輪で受けた刺激を糧に松井は攻守両面での成長を掲げる。写真:安藤隆人

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 遠い世界ではなく、自分が引き寄せるべき現実の世界として代表を意識するようになったことで、これまで以上に自分のプレーの質の向上への意欲は増した。「自分ならあの大舞台であの2人のように持ち味を出せるだろうか」と自問自答しながら、大学サッカーのピッチに立った。
 
「大学サッカーではもっと相手を圧倒するようなプレーを見せないとダメ。今日はアシストをしましたが、それ以外は攻撃面で相手の脅威になりきれなかった。守備面でも奪い切れるべき場所で奪いきれなかった。今、自分がいる場所で細部にまでこだわって、トライ&エラーを繰り返しながら、突き進んでいく。碧くんが成長し、世界に羽ばたいていくフロンターレでプレーできる権利をもらえているのは、僕にとってチャンスでしかないからこそ、1日、1試合たりとも無駄にできません」

 ただの視聴者から、悔しさがこみ上げる当事者に変わった決意と覚悟が、彼のギラついた目から現われていた。国を背負って戦うということの価値と重みを実際に体感し、そこに居続ける存在になるために。彼にとって東京五輪は大きなターニングポイントとなろうとしている。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)

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