「今日はかなりテクニックを持った人を選んだ」
――3月の試合以降、合宿として全員が集まって戦術練習をしたのは1回だけだったと思います。なぜ監督の考えることがここまでピッチで表現できるようになったのでしょうか。
【PHOTOハイライト】日本 4-0 イラク
「今日のチームはかなりテクニックを持った人を選びました。彼らには動きながらのワンタッチ、ツータッチを要求しました。オフェンス面では7、8人が攻撃参加できるようにしました。特に両SBはかなり上がって、さらに柴崎とか香川、岡崎、本田、宇佐美らがしっかりボールを持って、さらにボールを持っていない時から、グラウンダーのボールを使えば、かなりハイレベルのプレーができるという証明をしました。
みなさんがトレーニングを見たかどうかは分かりませんが、かなり速いパス回しで、コンビネーションを練習しました。それに動きながらワンタッチ、ツータッチのプレーを何度も何度もしてきました。さらにサポーターが席を埋めてくれましたし、グラウンドが良いですし、これ以上なにが望めるでしょうか。
ジャーナリストの皆さんもしっかり分析していただいて、今日の試合でなにが起きたか見てほしいです。ただ3か月しか経っていないので、まだまだ私の理想からは程遠い。まだまだ十分に向上できたと私は思っていませんが、ただ多くのことができたと感じています。
メンタルの面では『アグレッシブに行け』と全員に言いました。まあ、オカ(岡崎)には言ってないですけども……オカはもう勝手に行きますから。そして彼らは喜んでやってくれました。
ブラジル・ワールドカップの後に彼らはデリケートな時間を過ごしたはずですが、私はそれを見てきたので抜本的にメンタル面を変えたいなと思いました。彼らを勇気づけることは続きます。もしかしたら、この先の試合で負けることもあるかもしれません。ただそういった負け試合でも、彼らの反応を見てみたいです」
――一人ひとりのやる気、自分でなにかしてやろうという気持ちはとても大事だと思いますが、そういったなかでのチームプレーをどのようにお考えでしょうか?
「個人の能力を組織に活かすというのが大事ですね。個人の能力を閉じるっていうのはやったことがありません。本田とか宇佐美とか(香川)真司など、彼らは能力がありますね、だからなにかを見せなければいけません。
ただチームとして機能を果たさなければいけない。ひとりだけのプレーでは駄目で、それを彼らは理解しないといけない。それがチームの力ですね。個人の力もあるし、能力を組織に活かすということです。それが強豪国への道だと思いますね。
そしてフィジカル的にもっといい準備をしたい。あと20パーセントは向上するのではないでしょうか。我々は世界で一番強いチームにはまだまだ程遠い。私がここにずっと残れるか、予選突破できるかはまだ全然分かりませんから、まだまだ焚きつけないでほしい。3年残れるかは様子を見て下さい。長い目で見ながら、チーム力を向上させていきたいと思っています」
【PHOTOハイライト】日本 4-0 イラク
「今日のチームはかなりテクニックを持った人を選びました。彼らには動きながらのワンタッチ、ツータッチを要求しました。オフェンス面では7、8人が攻撃参加できるようにしました。特に両SBはかなり上がって、さらに柴崎とか香川、岡崎、本田、宇佐美らがしっかりボールを持って、さらにボールを持っていない時から、グラウンダーのボールを使えば、かなりハイレベルのプレーができるという証明をしました。
みなさんがトレーニングを見たかどうかは分かりませんが、かなり速いパス回しで、コンビネーションを練習しました。それに動きながらワンタッチ、ツータッチのプレーを何度も何度もしてきました。さらにサポーターが席を埋めてくれましたし、グラウンドが良いですし、これ以上なにが望めるでしょうか。
ジャーナリストの皆さんもしっかり分析していただいて、今日の試合でなにが起きたか見てほしいです。ただ3か月しか経っていないので、まだまだ私の理想からは程遠い。まだまだ十分に向上できたと私は思っていませんが、ただ多くのことができたと感じています。
メンタルの面では『アグレッシブに行け』と全員に言いました。まあ、オカ(岡崎)には言ってないですけども……オカはもう勝手に行きますから。そして彼らは喜んでやってくれました。
ブラジル・ワールドカップの後に彼らはデリケートな時間を過ごしたはずですが、私はそれを見てきたので抜本的にメンタル面を変えたいなと思いました。彼らを勇気づけることは続きます。もしかしたら、この先の試合で負けることもあるかもしれません。ただそういった負け試合でも、彼らの反応を見てみたいです」
――一人ひとりのやる気、自分でなにかしてやろうという気持ちはとても大事だと思いますが、そういったなかでのチームプレーをどのようにお考えでしょうか?
「個人の能力を組織に活かすというのが大事ですね。個人の能力を閉じるっていうのはやったことがありません。本田とか宇佐美とか(香川)真司など、彼らは能力がありますね、だからなにかを見せなければいけません。
ただチームとして機能を果たさなければいけない。ひとりだけのプレーでは駄目で、それを彼らは理解しないといけない。それがチームの力ですね。個人の力もあるし、能力を組織に活かすということです。それが強豪国への道だと思いますね。
そしてフィジカル的にもっといい準備をしたい。あと20パーセントは向上するのではないでしょうか。我々は世界で一番強いチームにはまだまだ程遠い。私がここにずっと残れるか、予選突破できるかはまだ全然分かりませんから、まだまだ焚きつけないでほしい。3年残れるかは様子を見て下さい。長い目で見ながら、チーム力を向上させていきたいと思っています」