新外国人２人は14日間の待機期間を経てリーグ再開前に合流する予定で、エウシーニョ、鈴木義宜、中村慶太、ヘナト・アウグストといった負傷組も含めて、彼らがコンディションを上げて試合に絡んでくれば戦力はかなり充実してくる。その時期がいつになるのかが気になるところだ。
守備陣では、東京五輪世代の原輝綺の充実ぶりが光っており、片山瑛一も複数のポジションで高いパフォーマンスを続けている。彼らのようなポリバレントな選手の存在は、新戦力を生かす意味でも、戦術的な幅を広げる意味でも大きな役割を果たすはずだ。
新外国人と負傷組が試合に絡んでくれば戦力面も充実
戦術面の熟成が進み、戦力面でも上積みが期待できるが、再開後は難敵や順位の近いライバルとの対戦が続く。そのなかでどれだけしぶとく結果を残せるかが、チームの成長や最終順位にも大きく影響してくるだろう。
取材・文●前島芳雄（スポーツライター）
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