ACL後の直近2試合ではいずれも3ゴールを記録
東京五輪開催でJリーグは一時中断。その間、各チームは戦力補強やミニキャンプ実施など、再開後に向けて準備を進めている。五輪後はいかなる戦いを見せてくれるか。ここでは、J1のセレッソ大阪を取り上げる。
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レヴィー・クルピ監督が復帰した今季、前半戦は思うような結果を得られなかった。
堅守を持ち味とした昨季から一転、より自由度の高い攻撃サッカーを掲げるなか、第7節を終えた時点で5勝1分け2敗の3位。復活した大久保嘉人が開幕からゴールを量産したことあり序盤戦は勢いがあったが、第8節・横浜戦から低迷し、第12節・G大阪戦から現在まで9試合連続未勝利(6分け3敗)となっている。
ACL期間も含めた約5週間の隔離生活を終え、チームは7月26日から数日間のオフを挟んで後半戦に備えている。リーグ再開後に期待されるのは、やはり攻撃陣の奮起だろう。
4~6月の11試合でチームは一度しか複数得点をマークできず、得点力不足に陥った。ただ、ACL後の直近2試合では、いずれも3-3のドロー。失点が増えていることは気がかりだが、怪我明けの5月は低調だった坂元達裕にキレが戻ったこと、ACLで試合を重ねて連係が深まったこともあり、ゴールに迫る場面は以前よりも多くなった。
その坂元や清武弘嗣といったタレントを2列目に揃えるなか、リーグ再開後に期待されるのが加藤陸次樹だ。
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レヴィー・クルピ監督が復帰した今季、前半戦は思うような結果を得られなかった。
堅守を持ち味とした昨季から一転、より自由度の高い攻撃サッカーを掲げるなか、第7節を終えた時点で5勝1分け2敗の3位。復活した大久保嘉人が開幕からゴールを量産したことあり序盤戦は勢いがあったが、第8節・横浜戦から低迷し、第12節・G大阪戦から現在まで9試合連続未勝利(6分け3敗)となっている。
ACL期間も含めた約5週間の隔離生活を終え、チームは7月26日から数日間のオフを挟んで後半戦に備えている。リーグ再開後に期待されるのは、やはり攻撃陣の奮起だろう。
4~6月の11試合でチームは一度しか複数得点をマークできず、得点力不足に陥った。ただ、ACL後の直近2試合では、いずれも3-3のドロー。失点が増えていることは気がかりだが、怪我明けの5月は低調だった坂元達裕にキレが戻ったこと、ACLで試合を重ねて連係が深まったこともあり、ゴールに迫る場面は以前よりも多くなった。
その坂元や清武弘嗣といったタレントを2列目に揃えるなか、リーグ再開後に期待されるのが加藤陸次樹だ。
昨季にJ2の金沢で13得点を挙げ、今オフにC大阪へと完全移籍。序盤はスーパーサブとして存在感を見せた一方、第14節・神戸戦で初めて先発に抜擢されてからは結果を残せていなかった。だが、再び先発起用された直近2試合で計3得点をマーク。両サイドからのクロスを合わせるのがうまく、ゴール前での得点感覚や裏への飛び出しの能力も兼ね備えている。万能型といえるだけに、1トップでも2トップでも対応できるのも強みといえる。
これまで流動的だった最前線で加藤が軸として計算できれば、可能な限りメンバーを固定したい考えを持つクルピ監督にとって大きなプラスとなる。清武との縦関係なのか、大久保との2トップなのか。そこは指揮官が見極めていくことになり、怪我がちとはいえACLで片鱗を見せたアダム・タガート、そして豊川雄太、山田寛人らもコンビを組む候補に挙がる。
瀬古歩夢が五輪から戻れば最終ラインの強度は増すだけに、やはり求められるのは得点力アップ。今夏、JFLのティアモ枚方から加わった新井晴樹は爆発的なスピードを持つサイドアタッカーだけに、ジョーカー的な働きに期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】名場面がずらり!厳選写真で振り返る”Jリーグ27年史”!
これまで流動的だった最前線で加藤が軸として計算できれば、可能な限りメンバーを固定したい考えを持つクルピ監督にとって大きなプラスとなる。清武との縦関係なのか、大久保との2トップなのか。そこは指揮官が見極めていくことになり、怪我がちとはいえACLで片鱗を見せたアダム・タガート、そして豊川雄太、山田寛人らもコンビを組む候補に挙がる。
瀬古歩夢が五輪から戻れば最終ラインの強度は増すだけに、やはり求められるのは得点力アップ。今夏、JFLのティアモ枚方から加わった新井晴樹は爆発的なスピードを持つサイドアタッカーだけに、ジョーカー的な働きに期待だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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