「11はガンバでもつけたことがある番号なので愛着があった」
もちろん、守備面での貢献や「引き出す動き」も疎かにはできない。
ただ、持ち味である得点力を活かすために、ある程度ビルドアップは後ろの選手に任せ、ゴールを狙える位置で勝負する。「出た時にインパクトを残せばスタメンにつながるし、代表に不可欠な存在になれると思っていた」という3月シリーズ同様、ゴールで存在感を示すつもりだ。
そうしたこだわりとは無関係だが、宇佐美が選んだ背番号は「11」。長く日本代表を牽引した三浦知良(現・横浜FC)がつけていたナンバーだ。
「それしか空いてなかったんですよ。3がいいかなと思ったけど、それはやりすぎかなと。11はガンバでもつけたことがある番号なので愛着があったし、枠が決まっていなければ39とか33とかつけたいなと思ったんですけど、それもできないということで。余っているなかでは11かなと」
本人は意識していないものの、観る側の感覚は違う。日本代表の「11」と言えば、間違いなくエースナンバー。宇佐美自身が大きなポテンシャルを秘めた素材なだけに、なおさら期待は高まる。
「やっぱり出番をもらったら結果を出さないと代表に呼ばれ続けることはできないと思いますし、出ればチームに得点をもたらすプレーを心がけてやりたい」
Jリーグ、代表とあらゆる試合で結果を残す宇佐美が、満を持して挑む6月シリーズの2試合――。23歳の新鋭アタッカーが、日本代表での新たな11番像を作り上げる第一歩になるのかもしれない。
取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)
ただ、持ち味である得点力を活かすために、ある程度ビルドアップは後ろの選手に任せ、ゴールを狙える位置で勝負する。「出た時にインパクトを残せばスタメンにつながるし、代表に不可欠な存在になれると思っていた」という3月シリーズ同様、ゴールで存在感を示すつもりだ。
そうしたこだわりとは無関係だが、宇佐美が選んだ背番号は「11」。長く日本代表を牽引した三浦知良(現・横浜FC)がつけていたナンバーだ。
「それしか空いてなかったんですよ。3がいいかなと思ったけど、それはやりすぎかなと。11はガンバでもつけたことがある番号なので愛着があったし、枠が決まっていなければ39とか33とかつけたいなと思ったんですけど、それもできないということで。余っているなかでは11かなと」
本人は意識していないものの、観る側の感覚は違う。日本代表の「11」と言えば、間違いなくエースナンバー。宇佐美自身が大きなポテンシャルを秘めた素材なだけに、なおさら期待は高まる。
「やっぱり出番をもらったら結果を出さないと代表に呼ばれ続けることはできないと思いますし、出ればチームに得点をもたらすプレーを心がけてやりたい」
Jリーグ、代表とあらゆる試合で結果を残す宇佐美が、満を持して挑む6月シリーズの2試合――。23歳の新鋭アタッカーが、日本代表での新たな11番像を作り上げる第一歩になるのかもしれない。
取材・文:五十嵐創(サッカーダイジェスト編集部)