「相手の戦術に適応すること以上に、われわれの長所を発揮することにフォーカスしたい」
昨季後半から「4-2-3-1」を軸としてきた新潟だが、攻撃のギアを上げたいときには「4-3-3」で流れを変えてきた。23節以降は、味方とのハイテンポなパスワークでサイドを崩せる星雄次を左サイドハーフで先発起用した「4-3-3」が採用され、戦い方の選択肢を増やしている。指揮官は「システムありきではなく、選手の特徴をふまえた結果、並びの数字が見えてくる」と話しており、選手の長所を生かす采配も見どころだ。
中断期間は7月18日からオフをとり、27日から練習再開を予定していたが、選手1名に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認され、諸々の検査や消毒を経て29日に再開したばかり。当該選手を除く選手・スタッフに濃厚接触者はなく、ほぼ通常通りの練習が行なわれている。
中断期間は7月18日からオフをとり、27日から練習再開を予定していたが、選手1名に新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認され、諸々の検査や消毒を経て29日に再開したばかり。当該選手を除く選手・スタッフに濃厚接触者はなく、ほぼ通常通りの練習が行なわれている。
残りの試合に向けても「プレースタイルの変更はない。選手一人ひとりの特長を最大限に発揮させるために、細部を調整する。相手の戦術に適応すること以上に、われわれの長所を発揮することにフォーカスしたい」とアルベルト監督。
ボールを保持するのは、点を取るための手段。練習では、常に正しいポジションを取り、よりパスのスピードと精度を上げ、決定力を上げることを求め続けている。選手一人ひとりの成長を促しながら、チームとして成長を続けることで、J1昇格を目指していく。
取材・文●野本桂子(フリーライター)
ボールを保持するのは、点を取るための手段。練習では、常に正しいポジションを取り、よりパスのスピードと精度を上げ、決定力を上げることを求め続けている。選手一人ひとりの成長を促しながら、チームとして成長を続けることで、J1昇格を目指していく。
取材・文●野本桂子(フリーライター)