森保監督は「世界大会ではそんなに簡単に勝たせてくれない」
森保一監督は「数的優位になっていた状況で押し込まれたところはあったが、相手も非常にパワーをかけてきたし、世界大会ではそんなに簡単に勝たせてくれない。厳しい状況の中、チーム一丸となって勝利を掴みとってくれた」と選手を称えたが、「試合の締め方」は今後の課題だろう。
今月12日に行なわれたホンジュラスとのテストマッチのように、急激にペースが落ちたわけではなかったのに、一人少ない相手に押し込まれたのは、やはり精神的に受けに回ってしまったからだろう。
今月12日に行なわれたホンジュラスとのテストマッチのように、急激にペースが落ちたわけではなかったのに、一人少ない相手に押し込まれたのは、やはり精神的に受けに回ってしまったからだろう。
総合的に見れば評価していいゲームだ。フランスを粉砕した初戦を見た時、完成度の高さでは今大会屈指ではないかと感じたメキシコに真っ向勝負を挑んでの勝利。「日本も金メダルを狙う実力がある」と世界に示したと言っていい。
「試合の終わり方」という教訓が、28日のフランス戦、そして決勝トーナメントでの戦いに活かされれば、85分に喫した今大会初失点など安いものだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
「試合の終わり方」という教訓が、28日のフランス戦、そして決勝トーナメントでの戦いに活かされれば、85分に喫した今大会初失点など安いものだ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)