地の利が大きな日本はそれでも辛うじて優勝候補の片隅には止まっている
いずれにしても、ここで優勝候補筆頭の壁の高さが仄見えたことは意義深い。地の利が大きな日本は、それでも辛うじて優勝候補の片隅には止まっていると思う。本来なら大本命のスペインとの対戦は出来るだけ決勝戦まで引き延ばしたいが、そんな駆け引きをする余裕はない。不幸中の幸いなのは、スペインに次ぐ有力な候補メキシコとは決勝まで再戦がないことで、さらにメキシコに首位通過を譲り準決勝でスペインと潰し合ってくれるなら僥倖だ。
ただしA組を2位通過しても、準決勝でスペイン戦を避けられる保証はないし、仮に避けられたとしても代わりに対戦するのはブラジルやアルゼンチンあたりになる。2戦目以降は全て息苦しい夜になりそうである。
取材・文●加部 究(スポーツライター)
ただしA組を2位通過しても、準決勝でスペイン戦を避けられる保証はないし、仮に避けられたとしても代わりに対戦するのはブラジルやアルゼンチンあたりになる。2戦目以降は全て息苦しい夜になりそうである。
取材・文●加部 究(スポーツライター)