覚悟と責任を持って逃げないで強気な姿勢で勝負したい
14日から時計の針が24時を回り、15日になった瞬間。ソファでウトウトしていた僕は家族から起こされた。バースデーソングとプレゼント。
プレゼントはスーツケース。新たなチャレンジに旅立つための物なのか、偶然かもしれないが? 鞄ひとつで何処でも旅立っていく仕事、監督への嬉しいプレゼントだった。
そしてこの2年半、支えてくれたひとりである友人からは、「時計」のプレゼントが届いた。止まっていた監督という時間が動き出すタイミング。これも意図的か偶然かは分からないが、この時計のお礼はチームが動き出した時の成果で返したい。
そして、昇格した時に時計で返せたらと思う。この時計を今シーズン、腕にはめて指揮を執りたいと思う。
ここ2年間、コロナが起こり、全人類の常識が変わった。普通であったいろんな事が普通ではなくなった。不安な日々は未だ続いている。
プレゼントはスーツケース。新たなチャレンジに旅立つための物なのか、偶然かもしれないが? 鞄ひとつで何処でも旅立っていく仕事、監督への嬉しいプレゼントだった。
そしてこの2年半、支えてくれたひとりである友人からは、「時計」のプレゼントが届いた。止まっていた監督という時間が動き出すタイミング。これも意図的か偶然かは分からないが、この時計のお礼はチームが動き出した時の成果で返したい。
そして、昇格した時に時計で返せたらと思う。この時計を今シーズン、腕にはめて指揮を執りたいと思う。
ここ2年間、コロナが起こり、全人類の常識が変わった。普通であったいろんな事が普通ではなくなった。不安な日々は未だ続いている。
僕にとってコロナ禍の2年半は外からサッカーという現場を見ていた。こんな時期、弱気になり、自信を失い、悩み、苦しみ、思い、考える時のなかで、たくさんの人が支え、声を掛けてくれた。
人が人と助け合って自分の事だけではなく、人のために考え、動いていった。不安なコロナ禍は人を集めてくれた。
その恩返しは、監督兼任GMという大きな仕事で返していける。環境をもらった事を感謝の気持ちを込めて、覚悟と責任を持って逃げないで強気な姿勢で勝負したい。
コラムを続けてほしいというサッカーダイジェスト編集部の皆さんのためにも、ブラジル・サンパウロから鈴鹿に場所を移してサッカーだけでなく、感じたことを伝えていければと思う。
『情熱地泰』は鈴鹿監督兼GMで続く。
忘れられない56歳がスタートされた。
2021年7月16日
三浦泰年
人が人と助け合って自分の事だけではなく、人のために考え、動いていった。不安なコロナ禍は人を集めてくれた。
その恩返しは、監督兼任GMという大きな仕事で返していける。環境をもらった事を感謝の気持ちを込めて、覚悟と責任を持って逃げないで強気な姿勢で勝負したい。
コラムを続けてほしいというサッカーダイジェスト編集部の皆さんのためにも、ブラジル・サンパウロから鈴鹿に場所を移してサッカーだけでなく、感じたことを伝えていければと思う。
『情熱地泰』は鈴鹿監督兼GMで続く。
忘れられない56歳がスタートされた。
2021年7月16日
三浦泰年