「インターハイ東京代表としての自覚もあります」名門復活への想いも
「今、中学時代にコツコツとやってきたことが生きています。もともとキック力に自信があって、強く蹴ることを意識していたのですが、左サイドバックになって大振りだと相手にも読まれるし、GKも反応する。サイドバックとしてビルドアップに関わる時は、なるべく膝下のシャープなスイングと身体の向きなどと合わせて、相手を細かい部分から騙していかないと上でも通用しないと思ったので、3年間ずっと意識的に取り組んできたことが大きいと思っています」
小学校時代はFWや左サイドハーフをやっていたが、FC東京U-15むさし加入直後から左サイドバックにコンバート。自分の持ち味がより生きる天職を知ったことで、彼は多くの技術を吸収し、多彩なビルドアップのアプローチという武器を手にした。それがベースにあるからこそ、フィジカルがついてきた今、自分をより高めることができている。
小学校時代はFWや左サイドハーフをやっていたが、FC東京U-15むさし加入直後から左サイドバックにコンバート。自分の持ち味がより生きる天職を知ったことで、彼は多くの技術を吸収し、多彩なビルドアップのアプローチという武器を手にした。それがベースにあるからこそ、フィジカルがついてきた今、自分をより高めることができている。
カナリア軍団が誇る左サイドバックのゲームメーカー。個性的な選手が揃うチームの頭脳にもなっている彼の目には、自身の成長だけでなく、名門復活にも向けられている。
「インターハイ東京代表としての自覚もあります。帝京という歴史あるチームの中で、10年ぶりの全国大会。『古豪』と言われたり、注目されている中で、個人的にはどれくらい通用するかを試しながら、チームとしてはチャレンジャー精神を持って、一つひとつ勝っていきたいと思います」
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「インターハイ東京代表としての自覚もあります。帝京という歴史あるチームの中で、10年ぶりの全国大会。『古豪』と言われたり、注目されている中で、個人的にはどれくらい通用するかを試しながら、チームとしてはチャレンジャー精神を持って、一つひとつ勝っていきたいと思います」
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)