「どんな試合でもどんな相手でも違いを見せられるような選手になってもらいたい」
選手個々へのアドバイスは具体的だ。Jリーグの鳥栖入りが内定しているMFの荒木駿太は「深井コーチから動き方についていろいろ教わった」といい、こう言葉を続ける。
「自分はディフェンスラインの裏に抜けていくプレーを得意としているけれど、そればかりを狙うのではなく、(動きの)矢印をいっぱい出せ、と。今まで以上に考えながら走るようになったし、裏に抜けるにしても動き方に変化をつけられるようになってきた。深井コーチはプロの世界を経験してきているので、その視点に立ったアドバイスが多く、自分のプレーの幅がすごく広がったと感じる」
豊富な運動量に定評があった荒木は持久力を測る定番メニューの12分間走で「3600メートルを走りきる力」を有している。そこに動きの質が向上したことで、押しも押されもしないエース格に成長。深井コーチは「どんな試合でもどんな相手でも違いを見せられるような選手になってもらいたい」と、エールを送る。
「自分はディフェンスラインの裏に抜けていくプレーを得意としているけれど、そればかりを狙うのではなく、(動きの)矢印をいっぱい出せ、と。今まで以上に考えながら走るようになったし、裏に抜けるにしても動き方に変化をつけられるようになってきた。深井コーチはプロの世界を経験してきているので、その視点に立ったアドバイスが多く、自分のプレーの幅がすごく広がったと感じる」
豊富な運動量に定評があった荒木は持久力を測る定番メニューの12分間走で「3600メートルを走りきる力」を有している。そこに動きの質が向上したことで、押しも押されもしないエース格に成長。深井コーチは「どんな試合でもどんな相手でも違いを見せられるような選手になってもらいたい」と、エールを送る。
駒澤大は02年に関東大学リーグを初めて制しているが、深井コーチはそのときの主力メンバーのひとりでもある。元Jリーガーで、日本代表でも実績を残した同期の巻誠一郎と組んだ当時の2トップは「大学サッカー界最強」と称賛されていた。チームを統括する秋田監督とは、いわゆる師弟関係にあたる。
新型コロナウイルスの影響で消化試合数にバラつきが生じているものの、今季の関東大学リーグの優勝争いの渦中にいる。怒涛のロビング戦法のなかに洗練された攻撃アクションを垣間見せる駒澤大は、05年以来、4回目のリーグ制覇を目論んでいる。
取材・文●小室功(オフィス・プリマベーラ)
【PHOTO】J内定者から隠れた逸材まで…2021大学サッカー注目プレーヤー
新型コロナウイルスの影響で消化試合数にバラつきが生じているものの、今季の関東大学リーグの優勝争いの渦中にいる。怒涛のロビング戦法のなかに洗練された攻撃アクションを垣間見せる駒澤大は、05年以来、4回目のリーグ制覇を目論んでいる。
取材・文●小室功(オフィス・プリマベーラ)
【PHOTO】J内定者から隠れた逸材まで…2021大学サッカー注目プレーヤー