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5連続ウノゼロ勝ちで埼玉初制覇!本命・昌平も破った正智深谷、OBの“オナイウ超え”で全国優勝も視野に

カテゴリ:高校・ユース・その他

河野正

2021年06月23日

4月の関東大会予選準決勝で西武台に0-4と大敗。守備意識に変化

高校総体・埼玉県予選で初優勝を飾った正智深谷。先輩のオナイウ阿道を擁してベスト4入りした2013年を超えられるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 先制点は願ってもないが、ここまでの勝ちパターンからすると少々早かったか。それだけピンチの数は多く、しのぐ時間も長くなる。武南の決定打は、正智深谷を上回る8本で、シュートも2倍以上の14本だ。

 しかし好守を連発した昨季からゴールマウスを守るGK小櫃政儀(3年)は、「うちは全員守備を実践し、みんが身体を張って守ってくれる。ゴールさせないという気持ちが全員にあります。でもきょうは終わるまで長かった」と苦笑した。

 4月の関東大会予選準決勝で西武台に0-4と大敗。これをきっかけに守備意識が変わり、練習での取り組みにも変化が出てきたそうだ。
 
 小島監督は「キーパーとセンターバックを中心によく守り、集中して粘り強く対応したみんなのおかげ」と5試合無失点の偉業を褒め、「どんなチームも集中が切れる時間はあるが、うちは切れなかった。ここはどこにも負けない」と胸を張った。

 先のカタール・ワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦で、3得点した日本代表のオナイウ阿道は卒業生で、2013年の福岡インターハイで4強進出。小島監督は「アド(オナイウ)の活躍と初優勝はつながりがあるのかな」と表情を崩し、「うちは昌平を倒したチームと言われる。埼玉代表ですし最後まで負けたくない」と本大会に目をやった。

取材・文●河野 正
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