ともに同じさいたま市内のチームに所属。「まだ挨拶がないなぁって、伝えておいてください」

現在は大宮でコーチを務める北嶋。若手の頃の酒井について語ってくれた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

酒井の高速クロスをドンピシャヘッドで叩き込んだ11年の国立で行なわれた浦和戦。写真:田中研治
北嶋は「すべての歯車が噛み合って、うまくいっていた」と当時を振り返る。
酒井がブレイクしたのは11年。デビュー当時はセンターバックだったが、右サイドバックで起用されると本来の能力が一気に開花。この年、リーグ27試合に出場した。また酒井の特長であるクロスから北嶋は得点を挙げている。
「クロスは完璧で注文通り。ゴール前のスペースに入れば、そのまま額に当たるくらい。ホントに当てるだけだった」と北嶋。
正確無比のクロスとともに、出し手と受け手の相性の良さが伝わる。
そしてゴールを決めた北嶋とアシストした酒井はゴールシーンの映像に一緒に映ることを楽しみにしていたそうだ。
冒頭で紹介した「優しすぎてプロとしてやっていけるのか、心配になったほど良いヤツ」
これには続きがある。
酒井がブレイクしたのは11年。デビュー当時はセンターバックだったが、右サイドバックで起用されると本来の能力が一気に開花。この年、リーグ27試合に出場した。また酒井の特長であるクロスから北嶋は得点を挙げている。
「クロスは完璧で注文通り。ゴール前のスペースに入れば、そのまま額に当たるくらい。ホントに当てるだけだった」と北嶋。
正確無比のクロスとともに、出し手と受け手の相性の良さが伝わる。
そしてゴールを決めた北嶋とアシストした酒井はゴールシーンの映像に一緒に映ることを楽しみにしていたそうだ。
冒頭で紹介した「優しすぎてプロとしてやっていけるのか、心配になったほど良いヤツ」
これには続きがある。
「でも、いまはそれらを超越したところにいる」
そうさせたのは入団会見で感じた酒井の「誠実さ」「たくましさ」であり「自分への期待の高さと厳しさ」なのかもしれない。
いま北嶋がいる大宮。酒井のいる浦和はともにさいたま市にあるクラブ。フランス・マルセイユに比べ、目と鼻の先の近さになった。
「まだ挨拶がないなぁって、伝えておいてください」と笑う北嶋。
弟分・酒井宏樹の日本での活躍を楽しみにしている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
そうさせたのは入団会見で感じた酒井の「誠実さ」「たくましさ」であり「自分への期待の高さと厳しさ」なのかもしれない。
いま北嶋がいる大宮。酒井のいる浦和はともにさいたま市にあるクラブ。フランス・マルセイユに比べ、目と鼻の先の近さになった。
「まだ挨拶がないなぁって、伝えておいてください」と笑う北嶋。
弟分・酒井宏樹の日本での活躍を楽しみにしている。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)