ピャニッチの去就はガルシア監督とセット?
今夏の主役候補(12)
ミラレム・ピャニッチ(MF/ローマ)
ここ数年、移籍マーケットが開くたびに話題に挙がる人気銘柄。移籍濃厚と言われた昨夏は、厚い信頼関係で結ばれているガルシア監督の説得に応じてローマに残留したが、今夏はその恩師の進退が不透明になっていることもあり、ふたたび去就に注目が集まっている。
やや波があった今シーズンのパフォーマンスによって、市場価値は1年前の3000万ユーロ(約42億円)から1800万~2000万ユーロ(約25億~28億円)あたりまで下落。マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、リバプール、バイエルン、ドルトムント、バルセロナなど動向を注視しているクラブにとっては、お手頃な価格と言っていいだろう。
ただ、2011年3月にアメリカ資本となって以降のローマは、いわゆる“売り上手”なクラブ。3年前はファビオ・ボリーニ(現リバプール)、2年前はマルキーニョス(現パリSG)とエリク・ラメラ(現トッテナム)、そして1年前はメハディ・ベナティア(現バイエルン)を高値で売り捌いた。1800万~2000万ユーロからのさらなる値引きには、応じない可能性が高い。
もちろん、前述のようにピャニッチを高く評価するガルシア監督が留任となれば、一気に残留に傾いても不思議はない。
ミラレム・ピャニッチ(MF/ローマ)
ここ数年、移籍マーケットが開くたびに話題に挙がる人気銘柄。移籍濃厚と言われた昨夏は、厚い信頼関係で結ばれているガルシア監督の説得に応じてローマに残留したが、今夏はその恩師の進退が不透明になっていることもあり、ふたたび去就に注目が集まっている。
やや波があった今シーズンのパフォーマンスによって、市場価値は1年前の3000万ユーロ(約42億円)から1800万~2000万ユーロ(約25億~28億円)あたりまで下落。マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、リバプール、バイエルン、ドルトムント、バルセロナなど動向を注視しているクラブにとっては、お手頃な価格と言っていいだろう。
ただ、2011年3月にアメリカ資本となって以降のローマは、いわゆる“売り上手”なクラブ。3年前はファビオ・ボリーニ(現リバプール)、2年前はマルキーニョス(現パリSG)とエリク・ラメラ(現トッテナム)、そして1年前はメハディ・ベナティア(現バイエルン)を高値で売り捌いた。1800万~2000万ユーロからのさらなる値引きには、応じない可能性が高い。
もちろん、前述のようにピャニッチを高く評価するガルシア監督が留任となれば、一気に残留に傾いても不思議はない。