若き日のC・ロナウドを彷彿とさせる「FA7」
今夏の主役候補(10)
フェリペ・アンデルソン(MF/ラツィオ)
ゴールとアシストを量産し、入団2年目のラツィオで大ブレイクしたブラジルの俊英。スピード、テクニック、ファンタジアの三拍子が揃った類稀な打開力は若き日のクリスチアーノ・ロナウドを彷彿とさせ、イニシャルと背番号を組み合わせたそのロナウドの愛称「CR7」にちなんだ「FA7」の呼び名が定着しつつある。
マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、チェルシー、バイエルン、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、リバプール、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、ミランとほぼすべてのメガクラブが強い興味を示しており、欧州中を巻き込んだ争奪戦の様相を呈している。
しかし、ラツィオの要求額は実に8000万ユーロ(約112億円)。台頭したばかりの22歳としては、市場価値を逸脱した破格の金額だ。
その裏にあるのは、最近になって欧州サッカー界で勢力を拡大している投資会社『ドイエン・スポーツ』の存在だ。このドイエン・スポーツとラツィオが選手の保有権を50パーセントずつ持っているため、移籍金収入は折半になる。それゆえ、値札が高めに設定されているのだ。
獲得を狙うクラブが二の足を踏む金額であることは間違いないうえ、ラツィオと本人に加えて、ドイエン・スポーツも交渉に口を挟む。移籍成立までには相応の時間がかかるだろう。
いずれにしても、「FA7」はこの夏を通してマーケットを賑わす重要ワードになるはずだ。
フェリペ・アンデルソン(MF/ラツィオ)
ゴールとアシストを量産し、入団2年目のラツィオで大ブレイクしたブラジルの俊英。スピード、テクニック、ファンタジアの三拍子が揃った類稀な打開力は若き日のクリスチアーノ・ロナウドを彷彿とさせ、イニシャルと背番号を組み合わせたそのロナウドの愛称「CR7」にちなんだ「FA7」の呼び名が定着しつつある。
マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、チェルシー、バイエルン、レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、リバプール、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、ミランとほぼすべてのメガクラブが強い興味を示しており、欧州中を巻き込んだ争奪戦の様相を呈している。
しかし、ラツィオの要求額は実に8000万ユーロ(約112億円)。台頭したばかりの22歳としては、市場価値を逸脱した破格の金額だ。
その裏にあるのは、最近になって欧州サッカー界で勢力を拡大している投資会社『ドイエン・スポーツ』の存在だ。このドイエン・スポーツとラツィオが選手の保有権を50パーセントずつ持っているため、移籍金収入は折半になる。それゆえ、値札が高めに設定されているのだ。
獲得を狙うクラブが二の足を踏む金額であることは間違いないうえ、ラツィオと本人に加えて、ドイエン・スポーツも交渉に口を挟む。移籍成立までには相応の時間がかかるだろう。
いずれにしても、「FA7」はこの夏を通してマーケットを賑わす重要ワードになるはずだ。