僕も24歳の時にメキシコで銅メダルを獲った
森保監督は、随分大迫を信用して最前線で使い続けているけど、やっぱり他の大型選手もしっかり呼び続けて競争させていかないと、戦力になっていかないんじゃないか。大迫だってあの位置でしっかりレギュラーを掴むまでは、けっこう時間がかかった気がするよ。
そういう意味で、是非A代表の新たな1トップ候補として育ててもらいたいのは鹿島の上田綺世だよ。今回のオリンピックを24歳で臨むわけだけど、実は僕もメキシコで銅メダルを獲ったのは24歳の時だった。僕はそこからさらにワールドカップへ、という夢は叶わなかったけど、年齢別大会とはいえ五輪という舞台を経験してさらに成長曲線が上昇していく可能性は大いにあるよ。
日本は単独で仕掛けて打開できる選手や、最前線でタメを作り出せる選手といった個の育て方がまだまだ弱い。久しぶりのヨーロッパ勢との対戦で改めて感じたよ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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