オナイウも奮闘
一方で驚きを含めつつ、評価を高めたのが、後半頭から登場したオナイウ阿道である。今シリーズは大迫の負傷を受けて、追加招集。セルビア戦がA代表デビューとなった。
それでも冷静に持ち前の足もとの技術を生かしたポストプレーで周囲と連係しながら、自らもチャンスに絡んでいく。微妙な判定でオフサイドとなったものの、カウンターから右の伊東純也のグラウンダーのクロスをファーサイドで詰めてネットも揺らした。
現在、16試合に出場して、Jリーグでは日本人トップの10ゴール(1位は12ゴールのレアンドロ・ダミアン)。そのFWとしての意地を、セルビア戦で見せたのだろう。
それでも冷静に持ち前の足もとの技術を生かしたポストプレーで周囲と連係しながら、自らもチャンスに絡んでいく。微妙な判定でオフサイドとなったものの、カウンターから右の伊東純也のグラウンダーのクロスをファーサイドで詰めてネットも揺らした。
現在、16試合に出場して、Jリーグでは日本人トップの10ゴール(1位は12ゴールのレアンドロ・ダミアン)。そのFWとしての意地を、セルビア戦で見せたのだろう。
前述したようにセルビアもベストメンバーではなく、よりレベルの高いチームと対戦した時に、このふたりが本来の実力を示せるかは分からない。“大迫不在”の明確な解決策を見つけられたわけでもない。
それでもプライドを見せたふたりのプレーは非常にポジティブで、今後につながりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集)
それでもプライドを見せたふたりのプレーは非常にポジティブで、今後につながりそうだ。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集)