上り調子のFCソウルだが、好調を支える元韓国代表のパク・チュヨンは8強からの出場に…。
もっとも、水原のチーム状況は決して良好とは言えない。リーグ戦、ACL、FAカップを並行しなければならない日程もあって負傷者が後を絶たず、中盤の要だったキム・ウンソンは膝の負傷でついに離脱。5月14日のFAカップ・ラウンド32ではリーグ9位の全南ドラゴンズに2-0で先制するも追いつかれ、最後はPK戦で敗れてしまった。
5月17日のリーグ・17節の済州ユナイテッド戦では、本来は右SBのオ・ボムソクを守備的MFに配置する新シフトで挑み、ヨム・ギフンのFKで1-0の勝利を飾ったが、守備面では依然として不安が残る状態だ。
そんな水原と対照的に調子を上げてきているのが、5月20日にホームでG大阪を迎えるFCソウルだ。一時はリーグ戦で下位に甘んじ、ACLグループステージでも最終節の鹿島戦まで苦しい戦いを続けてきたが、ここにきて調子が上向いている。
鹿島戦後はリーグ戦で2連勝を飾り、リーグ戦順位も6位まで押し上げている。とりわけ現在の好調を支えているのが、今季からKリーグに復帰した元韓国代表エースのパク・チュヨンだ。16日の全南ドラゴンズ戦でもゴールを決めるなど、一時の不調を脱し、復活の兆しを見せ始めている。
ただし、第1次エントリーに間に合わなかったパク・チュヨンがACLに出場できるのはベスト8以降となる。そのため、G大阪戦ではFWキム・ヒョンソンやMFモリーナといった面々が頼みの綱となるが、果たして……。
韓国メディアが「ミニ韓日戦」として注目を集める2カード。ACL日韓戦の第2幕の火蓋がいよいよ切って落とされる。
文:慎 武宏(スポーツライター)
5月17日のリーグ・17節の済州ユナイテッド戦では、本来は右SBのオ・ボムソクを守備的MFに配置する新シフトで挑み、ヨム・ギフンのFKで1-0の勝利を飾ったが、守備面では依然として不安が残る状態だ。
そんな水原と対照的に調子を上げてきているのが、5月20日にホームでG大阪を迎えるFCソウルだ。一時はリーグ戦で下位に甘んじ、ACLグループステージでも最終節の鹿島戦まで苦しい戦いを続けてきたが、ここにきて調子が上向いている。
鹿島戦後はリーグ戦で2連勝を飾り、リーグ戦順位も6位まで押し上げている。とりわけ現在の好調を支えているのが、今季からKリーグに復帰した元韓国代表エースのパク・チュヨンだ。16日の全南ドラゴンズ戦でもゴールを決めるなど、一時の不調を脱し、復活の兆しを見せ始めている。
ただし、第1次エントリーに間に合わなかったパク・チュヨンがACLに出場できるのはベスト8以降となる。そのため、G大阪戦ではFWキム・ヒョンソンやMFモリーナといった面々が頼みの綱となるが、果たして……。
韓国メディアが「ミニ韓日戦」として注目を集める2カード。ACL日韓戦の第2幕の火蓋がいよいよ切って落とされる。
文:慎 武宏(スポーツライター)