• トップ
  • ニュース一覧
  • 【韓国メディアの視点】注目を集めるACL“ミニ韓日戦”「日本のクラブに負けるわけにいかない」

【韓国メディアの視点】注目を集めるACL“ミニ韓日戦”「日本のクラブに負けるわけにいかない」

カテゴリ:Jリーグ

慎武宏

2015年05月18日

上り調子のFCソウルだが、好調を支える元韓国代表のパク・チュヨンは8強からの出場に…。

鹿島を破ったFCソウルは、ドリブルが得意なユン・イルロク(写真)や助っ人のモリーナなどが攻撃の軸になる。写真:徳原隆元

画像を見る

 もっとも、水原のチーム状況は決して良好とは言えない。リーグ戦、ACL、FAカップを並行しなければならない日程もあって負傷者が後を絶たず、中盤の要だったキム・ウンソンは膝の負傷でついに離脱。5月14日のFAカップ・ラウンド32ではリーグ9位の全南ドラゴンズに2-0で先制するも追いつかれ、最後はPK戦で敗れてしまった。
 
 5月17日のリーグ・17節の済州ユナイテッド戦では、本来は右SBのオ・ボムソクを守備的MFに配置する新シフトで挑み、ヨム・ギフンのFKで1-0の勝利を飾ったが、守備面では依然として不安が残る状態だ。
 
 そんな水原と対照的に調子を上げてきているのが、5月20日にホームでG大阪を迎えるFCソウルだ。一時はリーグ戦で下位に甘んじ、ACLグループステージでも最終節の鹿島戦まで苦しい戦いを続けてきたが、ここにきて調子が上向いている。
 
 鹿島戦後はリーグ戦で2連勝を飾り、リーグ戦順位も6位まで押し上げている。とりわけ現在の好調を支えているのが、今季からKリーグに復帰した元韓国代表エースのパク・チュヨンだ。16日の全南ドラゴンズ戦でもゴールを決めるなど、一時の不調を脱し、復活の兆しを見せ始めている。
 
 ただし、第1次エントリーに間に合わなかったパク・チュヨンがACLに出場できるのはベスト8以降となる。そのため、G大阪戦ではFWキム・ヒョンソンやMFモリーナといった面々が頼みの綱となるが、果たして……。
 
 韓国メディアが「ミニ韓日戦」として注目を集める2カード。ACL日韓戦の第2幕の火蓋がいよいよ切って落とされる。
 
文:慎 武宏(スポーツライター)
【関連記事】
【ACL展望】2トップのコンディションが気掛かりなG大阪は、堅守+カウンターを貫けるか?
【ACL展望】「日本人は戦えない」のコメントに発奮する柏が、球際とパスワークで水原の守備を破れるか?
【韓国メディアの視点】鹿島のACL敗退に、「気構えと覚悟の欠如」を指摘する韓国人記者
【韓国が見た日本】ACLで韓国勢に1分3敗の日本。「自分たちのサッカー」に満足しがちな価値観に警鐘
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】本気を出さずに負けた浦和。ペトロヴィッチではもう限界が見えている!
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】G大阪を逆転勝利に導いた「指揮官の大胆な決断」と「エースの躍動」
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】戦術・技術で敵を圧倒した柏。肉弾戦でも戦う姿勢を失わず

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ