最前線は残り1枠を3人が争う
先に最前線から見ていくと、大迫勇也(ブレーメン)がオーバーエイジで入らないとするならば、上田綺世(鹿島)と前田大然(横浜)の二人は当確。もう一つの枠を田川亨介(FC東京)、林大地(鳥栖)、旗手怜央(川崎)の3人が争うことになると予想する。
森保監督が最前線に求めるハードワークという点では、どの選手も高いレベルで実践できるため、それ以外のところでどんな差をつけるかがポイントになる。そう考えた時に先に名前があがるのは旗手か。最前線だけでなく、中盤の2列目、そして懸案の左サイドバックでもプレーできるポリバレント性は、短期決戦で求められる人材であること間違いなし。そのため前線の最後の枠は旗手と考える。
森保監督が最前線に求めるハードワークという点では、どの選手も高いレベルで実践できるため、それ以外のところでどんな差をつけるかがポイントになる。そう考えた時に先に名前があがるのは旗手か。最前線だけでなく、中盤の2列目、そして懸案の左サイドバックでもプレーできるポリバレント性は、短期決戦で求められる人材であること間違いなし。そのため前線の最後の枠は旗手と考える。
そして、攻撃の要となる2列目のポジション。これまでの実績を考えて久保建英(ヘタフェ)、堂安律(ビーレフェルト)、三好康児(アントワープ)の3人は当確として、最後の1枠を誰が手にするか。候補となるのが三笘薫(川崎)と相馬勇紀(名古屋)の二人。前者は圧倒的な個、後者はドリブルに加えてハードワークも可能だ。
前の選手にも守備的なタスクを課す指揮官のことを考えると相馬が選ばれそうだが、旗手や菅原が2列目でプレーできることを踏まえると、一瞬で状況を打開できる三笘を入れたいと考えるはず。6月シリーズ次第ではあるが、ここで力を見せれば最後の枠に三笘が滑り込んでくるのではないだろうか。
いずれにしても、6月の2試合で今回の序列を崩してくるような選手が現れることも楽しみにしたい。
文●林遼平(フリーライター)
前の選手にも守備的なタスクを課す指揮官のことを考えると相馬が選ばれそうだが、旗手や菅原が2列目でプレーできることを踏まえると、一瞬で状況を打開できる三笘を入れたいと考えるはず。6月シリーズ次第ではあるが、ここで力を見せれば最後の枠に三笘が滑り込んでくるのではないだろうか。
いずれにしても、6月の2試合で今回の序列を崩してくるような選手が現れることも楽しみにしたい。
文●林遼平(フリーライター)