急速なレベルアップを見せている遠藤のパートナーは…
次に急速なレベルアップを見せているボランチでの遠藤のパートナー探しだが、新年からポルトガルに渡り一気にレギュラー奪取を果たした守田英正の活躍が、スペイン2部のレガネスで常時プレーして来た柴崎岳やベテランの長谷部誠を上回ると判断した。
激戦の攻撃陣では、ゴール数で圧倒的なインパクトを残したのが浅野拓磨と鈴木優磨。日本代表に合流した浅野は「どうせセルビアと言われる」と話していたが、給料未払いはともかく必ずしも質で劣るリーグではない。
激戦の攻撃陣では、ゴール数で圧倒的なインパクトを残したのが浅野拓磨と鈴木優磨。日本代表に合流した浅野は「どうせセルビアと言われる」と話していたが、給料未払いはともかく必ずしも質で劣るリーグではない。
前線を2トップにしたため攻撃的MFがふたりに絞られてしまったが、右サイドはヘンクの牽引車としてカップ戦を制し、リーグの優勝争いにも導いた伊東純也で確定。残る1席は、数字以上にプレーの質でフランクフルトの上位進出に貢献した鎌田大地、ドイツ2部ながら不振を極めたハノーファーで王様のような活躍を見せた原口元気、スペイン1部のエイバルでレギュラーに近い形で質の高いプレーを見せて来た乾貴士、さらにはビーレフェルトで充実のシーズンを送った堂安律の比較となったが、ワイドではなく2列目という発想で鎌田を選択した。
文●加部究(スポーツライター)
文●加部究(スポーツライター)