結果と内容とフェアプレーを同時に達成できるチームを目指す
関東リーグは開幕3試合で2勝1分けと好調だ。ファジアーノ岡山などに在籍し、元プロ選手第1号として18年に加入したFW小林秀征は「人はいろいろ経験することで向上心や責任感が生まれるもの。若手に天皇杯を経験させてあげたい思いで決勝も戦いました」と頼りになる主将の言葉は、何とも奥深い。
関東リーグ1部昇格に向け、今季は関東大学リーグ2部の東京国際大学から4人を獲得したのをはじめ、計13人を加えて戦力拡充。指揮官は「1年で1部に上げたい」と明確な目標を掲げる。加入2年目の福田は「全員がやるべきことをやるまじめなチームで、伸びしろは無限大です」と初めて体験するアマチュアチームに可能性を感じ取る。
関東リーグ1部昇格に向け、今季は関東大学リーグ2部の東京国際大学から4人を獲得したのをはじめ、計13人を加えて戦力拡充。指揮官は「1年で1部に上げたい」と明確な目標を掲げる。加入2年目の福田は「全員がやるべきことをやるまじめなチームで、伸びしろは無限大です」と初めて体験するアマチュアチームに可能性を感じ取る。
川口市はかつて鋳物産業で繁栄し、人口はさいたま市に次いで県内2番目に多い約60万人。そんな街からJリーグ入りを目指す考えに賛同した柱谷TAは、結果と内容とフェアプレーを同時に達成できるチームづくりをクラブに要望した。
「面白いサッカーを提供しながら結果を出し、審判や対戦相手に文句を言わず、さわやかに正々堂々と戦うチームでなければ地域の人々に応援してもらえません」
プロやアマチュア、種別を問わず、最近のサッカーチームが忘れかけているとても大切なことを指摘した金言だ。鋳物と植木に続き、川口市がサッカーでも名を挙げられるか――。
取材・文●河野 正(フリーライター)
「面白いサッカーを提供しながら結果を出し、審判や対戦相手に文句を言わず、さわやかに正々堂々と戦うチームでなければ地域の人々に応援してもらえません」
プロやアマチュア、種別を問わず、最近のサッカーチームが忘れかけているとても大切なことを指摘した金言だ。鋳物と植木に続き、川口市がサッカーでも名を挙げられるか――。
取材・文●河野 正(フリーライター)