片隅の小さな記事に看過できない事態が

19年11月に行なわれたアウェーでのキルギス戦は、南野(9番)と原口のゴールで2-0の勝利。今年6月にホームでタジキスタン、キルギスと対戦するが、対立し合う両国の今後の動向に注目が集まる。(C)SOCCER DIGEST
国内情勢が混迷を極めるミャンマーのクラブがアジアの大会出場を辞退したことで、当然のように心配なのが、その代表チームの動向。こちらはカタール大会のアジア2次予選グループFで、5月28日に日本代表と対戦する予定になっている。
3月25日に日産スタジアムで行なわれるはずだったが、ミャンマー・サッカー連盟がアジア・サッカー連盟(AFC)に延期を申し出た一戦だ。この2次予選も残り試合はグループごとの集中開催で、グループFは日本が舞台となることが発表されている。
3月25日に日産スタジアムで行なわれるはずだったが、ミャンマー・サッカー連盟がアジア・サッカー連盟(AFC)に延期を申し出た一戦だ。この2次予選も残り試合はグループごとの集中開催で、グループFは日本が舞台となることが発表されている。
グループFに関してはミャンマー問題以外にも、心配なニュースが5月1日付の読売新聞朝刊国際面に掲載されていた。それが「キルギス・タジク衝突」という見出しのモスクワ発報道。本当に片隅のわずか9行に過ぎない記事だが、この両国も同じグループで日本と対戦する中央アジアの国々。国境地帯で両国軍が衝突し、39人が死亡、約150人が負傷と伝えていた。両国はすでにホーム&アウェーの対戦を終えており、タジキスタンが1勝1分と勝ち越している。
同じアジアを舞台で戦う以上、こうした様々な事象は日本代表やJクラブの活動にも大きな影響を与えかねない。特にコロナ禍の現在は先行きが不透明。今後もアジア各国の動きからは目が離せない。
取材・文●石川 聡
【PHOTO】モンゴル0-14日本|前後半で14ゴールとモンゴルを圧倒!24年ぶりとなる2桁勝利に!
同じアジアを舞台で戦う以上、こうした様々な事象は日本代表やJクラブの活動にも大きな影響を与えかねない。特にコロナ禍の現在は先行きが不透明。今後もアジア各国の動きからは目が離せない。
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