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首位攻防戦でまさかの「0-4」大敗はなぜ起きたのか? リーグ随一の堅守を誇る名古屋も川崎の前には…

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2021年04月30日

不完全燃焼の感も強い敗戦。中4日の川崎戦へ敗因を正しく見つめ反撃の力と策に代えたい

フィッカデンティ監督に代わり指揮を執ったブルーノ・コンカコーチ。次戦の指揮官は、果たして…。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

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 フィッカデンティ監督が試合当日に不在となるアクシデントが及ぼした影響はあるに違いない。だが敗因とするには弱い。ピッチの中で判断し、対応できる力を発揮してきたからこその、ここまでの名古屋の成績である。そうして積み上げてきた実績すべてを軽々と乗り越えてきた川崎の凄みは推して知るべし。しかし名古屋もまた実力のすべてを発揮したわけでもなく、だからこそこの大敗はどこか歯車の狂った感覚や、不完全燃焼の感も強い。もちろん、名古屋に力を出させなかったのも川崎の強さではあるのだが。
 

 ここから中4日。名古屋にできることは敗因を正しく見つめ、反撃の力と策に変えることのみだ。川崎は等々力での勝利に今回以上のモチベーションを燃やすが、名古屋はそれ以上に貪欲にならなければいけない。

「今回負けたからといって何かが崩れるわけではなく、もう1回、また取り返すチャンスがある」

 この柿谷の言葉はチームの総意だ。失った6ポイントを取り戻すべく、やるべきは自分たちらしさの再現。今季を牽引する2チームの真の真っ向勝負は、次節でこそ見られるに違いない。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)

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