「良いサッカーでありながら、勝つサッカーに持って行けるようにしないといけない」(工藤)

守備陣は11試合ぶりの無失点。鈴木(4番)は「ピンチの数は減っているし、ラインも合ってきた。ゼロがなかなかなかったので、ひとつ自信になる」と語る。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)
「エスパルスはよく守っていましたし、ファイトしていたと思います。ただウチも足を振る(シュート)ところまでは行っているし、相手の背中は取れていました。最後、点を取るか取らないかは、もちろんこちらの問題です」(吉田監督)
「今日は自分たちのクオリティが低かったことに尽きます。より大きなチャンスを狙って、崩せそうで崩せないところが多かったし、自分を含めた前線の質が得点を決められなかった要因だと思います」(武富)
そして、「試合前日の囲み取材で、吉田監督は清水のように相手に合わせて戦い方を変えてくるチームを得意にするぐらいでないとダメだ」と言っていたが、と問われた工藤は、今季掲げる攻撃的サッカーのあるべき姿をこう表現する。
「勝てるか勝てないかは、ある意味このサッカーの大事なところ。ボールを支配して、チームでひとつになってやっても、結果が付いて来ないと『良いサッカー』で終わってしまう。良いサッカーでありながら、勝つサッカーに持って行けるようにしないといけない」
連戦で100パーセントのコンディションでなかった。それでも、リーグ戦、そして決勝トーナメント進出を決めているACLでより高みを目指すのであれば、清水は攻略してしかるべき相手だった。ACLのビン・ズオン戦を挟み、リーグ戦は山形、湘南と「3バック+プレッシング」の相手が続く。ここでどう細部を突き詰めるかが、ファーストステージ性は、そしてACLで勝ち進んでいくためのひとつのポイントとなるだろう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
「今日は自分たちのクオリティが低かったことに尽きます。より大きなチャンスを狙って、崩せそうで崩せないところが多かったし、自分を含めた前線の質が得点を決められなかった要因だと思います」(武富)
そして、「試合前日の囲み取材で、吉田監督は清水のように相手に合わせて戦い方を変えてくるチームを得意にするぐらいでないとダメだ」と言っていたが、と問われた工藤は、今季掲げる攻撃的サッカーのあるべき姿をこう表現する。
「勝てるか勝てないかは、ある意味このサッカーの大事なところ。ボールを支配して、チームでひとつになってやっても、結果が付いて来ないと『良いサッカー』で終わってしまう。良いサッカーでありながら、勝つサッカーに持って行けるようにしないといけない」
連戦で100パーセントのコンディションでなかった。それでも、リーグ戦、そして決勝トーナメント進出を決めているACLでより高みを目指すのであれば、清水は攻略してしかるべき相手だった。ACLのビン・ズオン戦を挟み、リーグ戦は山形、湘南と「3バック+プレッシング」の相手が続く。ここでどう細部を突き詰めるかが、ファーストステージ性は、そしてACLで勝ち進んでいくためのひとつのポイントとなるだろう。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)