「17名が過去2大会を経験。戦い方を整理するのに時間はかからない」(佐々木監督)
――今回の選考にあたって、最も悩んだ点は?
「やはり小手先ではなくて、途中から出場してもハイパワーで自分の力を出して戦えるような選手をテーマに挙げました。
若手を未来のために(選ぶ)というイメージもあったんですけれども、最終的には、カナダの大会で連覇をするという点から逆算し、全体的に戦え、意識の高い選手、また、ピッチ外でのバランスも踏まえました。
僕自身は非常に自信を持った選考として、このメンバーで結果を出したいという想いです。髙瀬選手は、間際で怪我をしたということで、彼女としては残念なことだと思いますけれど、それをバネにして、次の五輪に向けて頑張ってもらいたいと思います。いずれにしても戦う意識を持った高いレベルのなかでの選考ということです」
――未来に向けて若手を選びたかったという話もありましたが、新たななでしこジャパンを考えたうえで、澤選手からの脱却という考えもあったのでしょうか? それともやはり澤選手に頼らざるを得なかったということなのでしょうか?
「頼るということではなくて、ひとつのチームのなかに、彼女というエキスが入ることによってパワーアップすると思っています。いずれにしてもキャプテンは宮間あやにやってもらおうと考えています。
ただ(その宮間を)支える大きな要因にもなってくれるでしょうし、大会のなかで、やはり右往左往した際に、彼女の存在が非常に重要になってくることは明らかで、過去の出来事でもそうでした。
澤選手のコンディションは最高の状態であり、故障をした状況もありましたが、本当にこの大会に照準を合わせてくれて、チーム、INAC神戸にも感謝したいところです」
――ここからのチームの調整は大事になってきますが、どこに力点を置きたいですか?
「17名が(これまで)2大会を経験して、(チームの)ベースをある程度分かっているなかで、戦い方を整理するのに、以前よりは時間はかからないと思います。
キャンプを含め、大会に向けてピークを持っていくには、時間的な問題はないかなと考えています。ただ、ぜひイメージを持ちながら集合してもらうために、各選手へのアプローチはやるつもりです。1分1秒を大切にしながら準備をしていきたいと思っています」
――先ほど話にありましたが、17名が前回大会のメンバーで、主力はほとんど変わっていません。その点についてはどう感じていますか? これまで連覇を狙ったチームは、主力に変化がないと、なかなか苦しい戦いをしてきたと思うのですが、どのように戦っていこうと考えていますか?
「理想では、もう少し新たな選手、若い選手が入れば良かったと思いますが、この2年のなかで試行錯誤しながらやってきたつもりです。ただ、最後の状況で、経験のある選手たちのほうが安定感があり、連覇を狙うとすれば彼女たちの力は重要だと考え、このメンバー構成になったという現実があります。
新たな未来に向けたなかで、U-19のメンバーには非常に魅力的な、インターナショナルな力を持った選手がいます。しかし、まだこのチームで擦り合わせをしたり、チームに溶け込ませるには時間がかかるかなと感じたので、あえて選考はしませんでした」
――各国から対策を練られるとは思いますが、それをどのように打ち破りたいですか?
「先ほども言いましたように、経験のある選手たちがいますので、まずは意識を合わる。それは時間はかからないと思います。
さらに対戦相手を考えた準備のなかで、非常に順応性豊かな選手がいますので、後は基本的な戦う姿勢を持ちたいです。ただその点はしっかりとしたメンバーを選考しています。
また局面の厳しいトレーニングは事前に準備をし、本大会はハードワークの戦いになると思いますので、そこに臆することなくガッチリ自分たちのサッカーができる、戦える意識、走り切れる意識を持っていきたいです。厳しい戦いになることは間違いないですが、それをでき得る選手として、彼女たちには期待しています」
「やはり小手先ではなくて、途中から出場してもハイパワーで自分の力を出して戦えるような選手をテーマに挙げました。
若手を未来のために(選ぶ)というイメージもあったんですけれども、最終的には、カナダの大会で連覇をするという点から逆算し、全体的に戦え、意識の高い選手、また、ピッチ外でのバランスも踏まえました。
僕自身は非常に自信を持った選考として、このメンバーで結果を出したいという想いです。髙瀬選手は、間際で怪我をしたということで、彼女としては残念なことだと思いますけれど、それをバネにして、次の五輪に向けて頑張ってもらいたいと思います。いずれにしても戦う意識を持った高いレベルのなかでの選考ということです」
――未来に向けて若手を選びたかったという話もありましたが、新たななでしこジャパンを考えたうえで、澤選手からの脱却という考えもあったのでしょうか? それともやはり澤選手に頼らざるを得なかったということなのでしょうか?
「頼るということではなくて、ひとつのチームのなかに、彼女というエキスが入ることによってパワーアップすると思っています。いずれにしてもキャプテンは宮間あやにやってもらおうと考えています。
ただ(その宮間を)支える大きな要因にもなってくれるでしょうし、大会のなかで、やはり右往左往した際に、彼女の存在が非常に重要になってくることは明らかで、過去の出来事でもそうでした。
澤選手のコンディションは最高の状態であり、故障をした状況もありましたが、本当にこの大会に照準を合わせてくれて、チーム、INAC神戸にも感謝したいところです」
――ここからのチームの調整は大事になってきますが、どこに力点を置きたいですか?
「17名が(これまで)2大会を経験して、(チームの)ベースをある程度分かっているなかで、戦い方を整理するのに、以前よりは時間はかからないと思います。
キャンプを含め、大会に向けてピークを持っていくには、時間的な問題はないかなと考えています。ただ、ぜひイメージを持ちながら集合してもらうために、各選手へのアプローチはやるつもりです。1分1秒を大切にしながら準備をしていきたいと思っています」
――先ほど話にありましたが、17名が前回大会のメンバーで、主力はほとんど変わっていません。その点についてはどう感じていますか? これまで連覇を狙ったチームは、主力に変化がないと、なかなか苦しい戦いをしてきたと思うのですが、どのように戦っていこうと考えていますか?
「理想では、もう少し新たな選手、若い選手が入れば良かったと思いますが、この2年のなかで試行錯誤しながらやってきたつもりです。ただ、最後の状況で、経験のある選手たちのほうが安定感があり、連覇を狙うとすれば彼女たちの力は重要だと考え、このメンバー構成になったという現実があります。
新たな未来に向けたなかで、U-19のメンバーには非常に魅力的な、インターナショナルな力を持った選手がいます。しかし、まだこのチームで擦り合わせをしたり、チームに溶け込ませるには時間がかかるかなと感じたので、あえて選考はしませんでした」
――各国から対策を練られるとは思いますが、それをどのように打ち破りたいですか?
「先ほども言いましたように、経験のある選手たちがいますので、まずは意識を合わる。それは時間はかからないと思います。
さらに対戦相手を考えた準備のなかで、非常に順応性豊かな選手がいますので、後は基本的な戦う姿勢を持ちたいです。ただその点はしっかりとしたメンバーを選考しています。
また局面の厳しいトレーニングは事前に準備をし、本大会はハードワークの戦いになると思いますので、そこに臆することなくガッチリ自分たちのサッカーができる、戦える意識、走り切れる意識を持っていきたいです。厳しい戦いになることは間違いないですが、それをでき得る選手として、彼女たちには期待しています」