「今やっていることは間違っていないという自負はあります」
そんな大河原新キャプテンは、新シーズンのチームをどう導こうと考えているのか。
「『いつも通りサッカーに向かう姿勢を出してもらえればいい』とは言われています。そのなかで、まず目標は関東リーグ1部昇格。それを目指して全員が同じ方向を向くことが一番です。シーズンが始まればケガをする選手や、試合に関われない選手も出てくるでしょう。そういった選手を気に掛けながら、全体を盛り上げていけたらな、と。何かあったとしても落ち着きをもたらせるようにしたいです」
新シーズンが始まる前に行なわれた東京カップ。新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いており、2次戦からスタートとなった今大会。東京都社会人サッカーリーグ1部優勝チームとして出場した南葛SCは、1回戦で関東リーグ1部の東京23FCに4-2、準決勝でも同じく関東リーグ1部のTOKYO UNITED FCに1-0で勝利。2年ぶりに進出した決勝ではこちらも関東リーグ1部のCriacao Shinjukuに0-1で敗れはしたものの、カテゴリが上のチームを相手に一歩も退かず、堂々とした戦いを見せた。
「試合をするたびにコンディションが上がっていったので、リーグ戦にもつながるいい準備になりましたし、いい傾向が見られました。決勝もゴールを決めるべき時に決めていれば違った結果になったかもしれません。ただ、そこはお互いにいろいろありますから。今は試合で感じた課題や問題を改善してリーグ戦に向かっていけるように考えています」
東京カップを終えての手応えはどうだったのか。
「新たに昇格した関東リーグ2部でも自分たちのサッカーが十分に通用する感触はある、というか、今やっていることは間違っていないという自負はあります」
大河原新キャプテンが2018年に南葛SCに来てから昨年までの3シーズン、南葛SCは酸いも甘いも経験してきた。その過程を当事者として経験してきた言葉には重みがある。
「南葛SCには経験のある選手も多いですし、この先も勝ち上がればどんどん大きくなるチームという雰囲気があります。僕自身『キャプテン翼』を幼いころから読んでいてサッカーを始めるきっかけになっていますし、チームに入った時から魅力はすごく感じていました」
自身、率先して騒ごうとするタイプではない。しかし下町気質であることは自覚している。
「ワイワイ盛り上がる雰囲気が好きです。だから南葛SCのある葛飾区も居心地はいいですね。僕の地元は近所付き合いが頻繁なんですけど、葛飾もチームの活動に対してみなさんがすごく協力的というアットホームな点が、形は違えど似た空気を感じています」
毎年「南葛SC」の名前が有名になっていき、チームの規模が拡大しているのも肌で感じている。昨年関東リーグ昇格を決めた試合の後には、SNSで一時「南葛SC」がトレンド入りしたくらいだ。
「SNSの反響や、ヤフーニュースでも取り上げられるのを見ると、『キャプテン翼』のチームという時点で認知されているのは承知しつつ、そこにチームの歴史が重なっていくことで、より注目度が大きくなっていくのを感じます。その過程に関われていることは夢があって幸せなことです。と同時に、プレーする選手として責任も感じています」
「『いつも通りサッカーに向かう姿勢を出してもらえればいい』とは言われています。そのなかで、まず目標は関東リーグ1部昇格。それを目指して全員が同じ方向を向くことが一番です。シーズンが始まればケガをする選手や、試合に関われない選手も出てくるでしょう。そういった選手を気に掛けながら、全体を盛り上げていけたらな、と。何かあったとしても落ち着きをもたらせるようにしたいです」
新シーズンが始まる前に行なわれた東京カップ。新型コロナウイルス感染拡大の影響は続いており、2次戦からスタートとなった今大会。東京都社会人サッカーリーグ1部優勝チームとして出場した南葛SCは、1回戦で関東リーグ1部の東京23FCに4-2、準決勝でも同じく関東リーグ1部のTOKYO UNITED FCに1-0で勝利。2年ぶりに進出した決勝ではこちらも関東リーグ1部のCriacao Shinjukuに0-1で敗れはしたものの、カテゴリが上のチームを相手に一歩も退かず、堂々とした戦いを見せた。
「試合をするたびにコンディションが上がっていったので、リーグ戦にもつながるいい準備になりましたし、いい傾向が見られました。決勝もゴールを決めるべき時に決めていれば違った結果になったかもしれません。ただ、そこはお互いにいろいろありますから。今は試合で感じた課題や問題を改善してリーグ戦に向かっていけるように考えています」
東京カップを終えての手応えはどうだったのか。
「新たに昇格した関東リーグ2部でも自分たちのサッカーが十分に通用する感触はある、というか、今やっていることは間違っていないという自負はあります」
大河原新キャプテンが2018年に南葛SCに来てから昨年までの3シーズン、南葛SCは酸いも甘いも経験してきた。その過程を当事者として経験してきた言葉には重みがある。
「南葛SCには経験のある選手も多いですし、この先も勝ち上がればどんどん大きくなるチームという雰囲気があります。僕自身『キャプテン翼』を幼いころから読んでいてサッカーを始めるきっかけになっていますし、チームに入った時から魅力はすごく感じていました」
自身、率先して騒ごうとするタイプではない。しかし下町気質であることは自覚している。
「ワイワイ盛り上がる雰囲気が好きです。だから南葛SCのある葛飾区も居心地はいいですね。僕の地元は近所付き合いが頻繁なんですけど、葛飾もチームの活動に対してみなさんがすごく協力的というアットホームな点が、形は違えど似た空気を感じています」
毎年「南葛SC」の名前が有名になっていき、チームの規模が拡大しているのも肌で感じている。昨年関東リーグ昇格を決めた試合の後には、SNSで一時「南葛SC」がトレンド入りしたくらいだ。
「SNSの反響や、ヤフーニュースでも取り上げられるのを見ると、『キャプテン翼』のチームという時点で認知されているのは承知しつつ、そこにチームの歴史が重なっていくことで、より注目度が大きくなっていくのを感じます。その過程に関われていることは夢があって幸せなことです。と同時に、プレーする選手として責任も感じています」