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「去年は迷いがあった」青森山田の10番・松木玖生が明かした昨季の苦悩。変貌のカギは“スプリント”

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年04月01日

リヨン下部組織への練習参加で指摘された課題。「最初は通用しない部分もあったけど…」

U-18日本代表では日本高校選抜を相手に1ゴールを奪取。写真:松尾祐希

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 また、1月下旬にはフランスへ渡り、リヨンの下部組織で練習に参加。その経験も自身にとってプラスになっている。

「海外のサッカーを学べて良かった。一番学んだのはスプリント。フランスに行ってスプリントを課題として指摘されたけど、常に早いテンポのサッカーでゴール前のクロスなどにどう飛び込んでいくかをいろいろ学べたし、プレー強度についても知ることができた。また、最初は通用しない部分もあったけど、自ら要求してボールをもらえるようになると、周りを見ながら落ち着いてプレーができたと思う」

 海外で得た経験も生かし、3月25日から開催されたU-18日本代表合宿でも精力的にプレー。27日に行なわれた日本高校選抜とのトレーニングマッチ(45分×3本/合計1●3)は2本目の途中から出場し、3本目にはこぼれ球に反応してチーム唯一のゴールを決めた。この得点もスプリントを怠らず、ゴール前に入ったからこそ生まれたもの。

「青森山田でも言われているゴール前にスプリントをすることができた」と自身の良さを出し切り、代表でも自らの役割をしっかりと果たしてみせた。

 直近3か月間だけでも様々な経験を積んだ松木。来る高校ラストイヤーにどんなプレーを見せるのか。青森山田を優勝に導いて高卒でのプロ入りを勝ち取る――。自らのゴールでチームを勝たせられれば、自ずと結果は付いてくるはずだ。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
 
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