では、今回招集できなかったソン・フンミンやファン・ウィジョ、ファン・ヒチャンらを揃えたベストメンバーなら、日本に勝てたのか。そう簡単な話ではないと『Sportal Korea』は論じる。

　昨年11月、韓国はオーストリア遠征を敢行し、カタールとメキシコとの親善試合に臨んだ。２－３で敗れたメキシコ戦はスコアこそ拮抗しているが、シュート数が７本対23本と内容的には圧倒された。

　その一戦で急きょ試されたのが３バックだ。日本戦のゼロトップと同様、結果的にほぼ機能しなかったわけだが、ベンチも選手たちもゲームのなかで問題を解決しようというトライが感じられなかったという。フルメンバーであるかどうかの前に、テストをテストとして消化できない根本的な問題を、このチームは抱えていると指摘した。

　そして同メディアは次のような一文で論説を締めくくっている。

「あの酷かった日本戦をひとつのレッスンとして、なにかを学んだだろうか。チャレンジしなければ、なにを得ることはできない」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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