視聴率8.9パーセント、韓国メディア各社が報じた“横浜惨事”――スコアだけでなく「マナーでも負けた」屈辱的な敗戦

カテゴリ:日本代表

ピッチコミュニケーションズ

2021年03月26日

「理解できない選択をした」ベント監督に批判が集中

0-3と完敗した韓国代表に、韓国メディアはこぞって厳しい声を上げた。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 通算80回目となった日韓戦に0-3と完敗した韓国代表。韓国でも中継の視聴率が8.9パーセントと大きな注目を集めたが、不甲斐ない結果に韓国メディアは一般紙から専門メディアまでが厳しい論調で一貫している。以下のような見出しが並んだ。

「サッカーが90分で良かった…韓日戦0-3、“横浜大惨事”」(『東亜日報』)
「“横浜惨事”…無気力な韓国代表、衝撃の0-3惨敗」(『聯合ニュース』)
「0-3の“横浜惨事”…ベント監督、弁明もできず」(『スポーツ韓国』)
「AGAIN 0対3の横浜惨事、ベントは韓日戦の重みを知っているのか」(『スポーツ朝鮮』)
「横浜惨事…韓国はお金意外に何を得たのか」(『韓国日報』)

“横浜惨事”という表現は、2011年に香川真司や本田圭佑らを擁する日本代表に、0-3で敗れた札幌ドームでの試合を“札幌惨事”と呼んでいたことからだ。今回の敗北も当時と同じくらいの衝撃を与えたという意味で多用されている。
 
「屈辱的な韓日戦の大敗、傷だけ残した韓国代表」と見出しを打った『news1』は、「内容、結果のすべてを失い、今回の親善試合に対する“意義”も喪失した。新型コロナの感染者が急増する日本に渡り、あえて親善試合をする必要があるのかという反対世論を押し切ったが、手ぶらで虚しく帰国することになった」と厳しく総括した。

『中央日報』は「戦術、闘志、決定力の消失…“3無サッカー”の韓国代表」とタイトルを打ち、「パウロ・ベント監督が強調したビルドアップサッカーが失踪。日本のプレッシャーによって失われた。韓国は慌ててパスミスを連発。イ・ガンインを最前線に建てたゼロトップ戦術は無用の長物となった」と淡々と説明した。

 また「負傷のホン・チョルは孤軍奮闘したが…ベントが選んだ先発メンバーには無理があった」とベント監督へ批判の声を上げたのが『スポーツソウル』だ。

「強引な選手起用はやはり効果が見られなかった」とし、「ホン・チョル、パク・チュホはいずれもKリーグで優れたパフォーマンスを見せていないにもかかわらず、今回の“韓日戦”に呼ばれた。ベント監督は負傷中の選手や正常なコンディションではない選手を招集するという、理解のできない選択をした」と批判した。そして「最初から敗北への近道を示していた」と締めくくっている。
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