小川らの活躍も光ったが、貴重な決勝弾を奪った永井をMOMに。
【名古屋 | 採点・寸評】
GK
1 楢﨑正剛 5.5
ピンチらしいピンチはなく、プレー機会は少なかった。一方で、ダニルソンにつながらずに相手のスローインとなったシーンなど、フィードはやや正確性を欠いた。
DF
2 竹内 彬 6
42分にはマルキーニョスのシュートをゴールライン上でクリアするなど、闘莉王と連係して、神戸攻撃陣をシャットアウト。最後まで集中を切らさずに安定したパフォーマンスを披露した。
3 牟田雄祐 5.5
高橋峻の突破を許す場面があり、闘莉王、竹内と比べれば、見劣りする出来。しかし、フィジカルの強さを活かしてマルキーニョスからボールを奪うなど、無失点に貢献したのも事実。
4 田中マルクス闘莉王 6
牟田に檄を飛ばして奮起を促すなど、強いリーダーシップで最終ラインを牽引。空中戦の強さは相変わらずで、終盤の相手のサイドからの攻撃も、ことごとく跳ね返した。
MF
8 ダニルソン 5.5
後半アディショナルタイムにバー直撃のFKを放ち、カウンターから山本を強襲する一発を放つ。もう少し早くからこの活躍を見せていれば、よりチームを助けられたはず。
10 小川佳純 6.5
ネルシーニョ監督も認めた、ダイアゴナルに入ってくる動きが光り、相手守備陣を苦しめた。神戸のシステム変更は彼の動きに対応するため。影のMOMと言える活躍だった。
11 永井謙佑 6.5
高橋峻のオーバーラップを抑えようと、低めにポジションを取り、前半は攻撃に上手く絡めなかった。それでもCKから決勝点をマーク。その後は尻上がりに調子を上げた。
17 松田 力 6
積極的に動き、ボールを引き出した。58分にはイエローをもらうなど、前からの激しい守備を見せたが、これがチームを大きく助けた。欲を言えば、19分の川又のパスからの好機は決めたかった。
19 矢野貴章 6
右からチャンスを演出。守備でも対面の相馬に良い形でクロスを上げさせず、神戸の大きな武器を封じた。63分にはCKにニアで合わせる形で、惜しいシュートを放った。
20 矢田 旭 6.5
前半から攻撃参加が目立ち、後半はその姿勢が顕著に。三原らのマークを掻い潜ってペナルティエリアに侵入し、ラストパスを供給。左サイドでの小川との連係も良好だった。
FW
32 川又堅碁 5.5
身体を張ったキープで、味方の攻め上がりを助けた。19分には裏に抜け出し、松田へスルーパスを通してゴールチャンスを創出。反面、押し込むだけのシュートをふかすなど決定機逸はマイナス。
交代出場
FW
18 ノヴァコヴィッチ 5.5
松田に代わり、2シャドーの右に入る。「復調気味」(西野監督)との評価も、ゴール正面で得たFKは大きく枠を外し、流れのなかでフィニッシュには絡めず。本来の輝きはなかった。
MF
35 田中輝希 -
アディショナルタイムに川又との交代でピッチへ。ボールに絡む機会は限られたものの、1点のリードを守るため、前線で精力的に動き回り、相手にプレッシャーをかけた。
MF
13 磯村亮太 -
1-0のスコアを保つため、クローザーの役割で出場。“らしさ”を出す時間は許されていなかったが、チームの勝利に結びつけた。
監督
西野 朗 6
神戸の不甲斐ないパフォーマンスに助けられた部分はあったが、受け身になりすぎた前節の浦和戦から修正して、前線からのプレスで勝利を手繰り寄せた。CKのキッカーを数度変えるなど工夫も見られた。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 楢﨑正剛 5.5
ピンチらしいピンチはなく、プレー機会は少なかった。一方で、ダニルソンにつながらずに相手のスローインとなったシーンなど、フィードはやや正確性を欠いた。
DF
2 竹内 彬 6
42分にはマルキーニョスのシュートをゴールライン上でクリアするなど、闘莉王と連係して、神戸攻撃陣をシャットアウト。最後まで集中を切らさずに安定したパフォーマンスを披露した。
3 牟田雄祐 5.5
高橋峻の突破を許す場面があり、闘莉王、竹内と比べれば、見劣りする出来。しかし、フィジカルの強さを活かしてマルキーニョスからボールを奪うなど、無失点に貢献したのも事実。
4 田中マルクス闘莉王 6
牟田に檄を飛ばして奮起を促すなど、強いリーダーシップで最終ラインを牽引。空中戦の強さは相変わらずで、終盤の相手のサイドからの攻撃も、ことごとく跳ね返した。
MF
8 ダニルソン 5.5
後半アディショナルタイムにバー直撃のFKを放ち、カウンターから山本を強襲する一発を放つ。もう少し早くからこの活躍を見せていれば、よりチームを助けられたはず。
10 小川佳純 6.5
ネルシーニョ監督も認めた、ダイアゴナルに入ってくる動きが光り、相手守備陣を苦しめた。神戸のシステム変更は彼の動きに対応するため。影のMOMと言える活躍だった。
11 永井謙佑 6.5
高橋峻のオーバーラップを抑えようと、低めにポジションを取り、前半は攻撃に上手く絡めなかった。それでもCKから決勝点をマーク。その後は尻上がりに調子を上げた。
17 松田 力 6
積極的に動き、ボールを引き出した。58分にはイエローをもらうなど、前からの激しい守備を見せたが、これがチームを大きく助けた。欲を言えば、19分の川又のパスからの好機は決めたかった。
19 矢野貴章 6
右からチャンスを演出。守備でも対面の相馬に良い形でクロスを上げさせず、神戸の大きな武器を封じた。63分にはCKにニアで合わせる形で、惜しいシュートを放った。
20 矢田 旭 6.5
前半から攻撃参加が目立ち、後半はその姿勢が顕著に。三原らのマークを掻い潜ってペナルティエリアに侵入し、ラストパスを供給。左サイドでの小川との連係も良好だった。
FW
32 川又堅碁 5.5
身体を張ったキープで、味方の攻め上がりを助けた。19分には裏に抜け出し、松田へスルーパスを通してゴールチャンスを創出。反面、押し込むだけのシュートをふかすなど決定機逸はマイナス。
交代出場
FW
18 ノヴァコヴィッチ 5.5
松田に代わり、2シャドーの右に入る。「復調気味」(西野監督)との評価も、ゴール正面で得たFKは大きく枠を外し、流れのなかでフィニッシュには絡めず。本来の輝きはなかった。
MF
35 田中輝希 -
アディショナルタイムに川又との交代でピッチへ。ボールに絡む機会は限られたものの、1点のリードを守るため、前線で精力的に動き回り、相手にプレッシャーをかけた。
MF
13 磯村亮太 -
1-0のスコアを保つため、クローザーの役割で出場。“らしさ”を出す時間は許されていなかったが、チームの勝利に結びつけた。
監督
西野 朗 6
神戸の不甲斐ないパフォーマンスに助けられた部分はあったが、受け身になりすぎた前節の浦和戦から修正して、前線からのプレスで勝利を手繰り寄せた。CKのキッカーを数度変えるなど工夫も見られた。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。