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金田喜稔がアルゼンチン戦を斬る!「“突破できない”三笘。だからこそフルで使えばチャンスを作れたはず」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月27日

久保や相馬を右で使うのも手か

第1戦目はトップ下でプレーした久保。惜しいシュートを放つなど存在感を放っていた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 だからこそ、三笘を交代させる必要はまったくなかったと思う。この試合では66分にベンチに下がったけど、むしろフルで使ってほしかった。

 三笘があれだけ相手を引きつけているんだから、そこで無理に突破しようとはしないで、早めに逆サイドに展開すればよかったんだ。三笘を囮にして、相手を食いつかせて、別のルートから相手ゴールを目指す。そういう発想が欲しかった。

 三笘がハメられる前に、後ろに下げて素早くサイドチェンジを入れる。たしかにアルゼンチンの守備はスライドが早いかもしれないけど、右に振って、もう一度、左に戻したっていい。日本の選手は止める・蹴るの技術では決して劣っていない。揺さぶりをかけていれば、どこかで隙ができるはず。三笘に対応する選手が3人から2人、1人になるタイミングがあるかもしれない。それこそ打開のチャンスだ。

 右サイドに起点を作るとしたら、もちろん三好もいいけど、より縦に抜ける久保や相馬を右で使ってもいいと思う。相手を揺さぶって手薄になった箇所を素早く突く。何度も繰り返すことで、突破口は見つかると思う。

 第2戦は29日。同じような状況になった時、日本がどんな戦いを見せるか注目だ。逆に先制できれば、まったく違うアルゼンチンと対峙することになる。当然、攻撃に比重を置いてくるはず。それに日本はどう対処するかも楽しみだね。

【PHOTO】U-24日本0-1U-24アルゼンチン|久保・三笘らチャンスを作るもゴールをこじ開けられず… 3日後の再戦に期待
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