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「試合で力を発揮できない」という評価を覆した久保建英。スペイン人記者が読み解く「ロングボール戦術でのクボの活かし方」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ラディスラオ・ハビエル・モニーノ

2021年03月13日

ボールが頭上を通過するのを見守るしかないシーンが続いている

 交代での出場の可能性が高いとはいえ、タケが輝きを放つにはやはり周囲のバックアップが必要だ。ボルダラスが原点回帰を図ってからのヘタフェの攻撃は、ハイメ・マタとエネス・ウナルの2トップを目掛けてロングボールを蹴り込むサッカーに傾注している。上背のないタケにはもちろん不向きなスタイルで、ボールが頭上を通過するのを見守るしかないシーンが続いている。

 ただバジャドリー戦の後半のようにチーム全体がセカンドボールを制する機会が多くなれば、それだけタケがアタッキングサードで仕掛けるチャンスも高まってくる。ポイントは前線からのプレスが機能するかどうかで、それには全選手のボールのないところでの動きも重要になってくる。

 高い位置でボールを奪いいい形でタケにボールが渡れば、堅固なアトレティコのディフェンスといえども、対応に苦慮するはずだ。ヘタフェの劣勢は必至で、チャンスは限られるだろう。しかしその中でも決定的な仕事を見せることをタケは求められている。逆風が続く中、バジャドリー戦で掴んだきっかけを無駄にしたくはない。

文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
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