様々な想いを秘め約7年ぶりにピッチ上で再会。ともにスタメンで出場
15年、16年の4試合、いずれも神戸で高橋が先発したものの、湘南に期限付きした山田に出番はなかった。17年、湘南がJ2だったため、対戦はなく、18年、山田が浦和に復帰したものの、対戦は叶わなかった。
そして19年、山田が再びJ1湘南に加入したが、高橋はJ2だった柏に加入したため、このシーズンもお預け。昨季はともにベンチスタートあるいはベンチ外となった。
ケガによる離脱。カテゴリーのすれ違い。監督の起用に沿わなかった時期もあった。それぞれがそれぞれの喜び、歯がゆさ、苦み、決意を秘め、今回、約7年ぶりにピッチ上での再会となった。しかもともにスタメンに名を連ね、山田が交代する74分まで続いた。
そして19年、山田が再びJ1湘南に加入したが、高橋はJ2だった柏に加入したため、このシーズンもお預け。昨季はともにベンチスタートあるいはベンチ外となった。
ケガによる離脱。カテゴリーのすれ違い。監督の起用に沿わなかった時期もあった。それぞれがそれぞれの喜び、歯がゆさ、苦み、決意を秘め、今回、約7年ぶりにピッチ上での再会となった。しかもともにスタメンに名を連ね、山田が交代する74分まで続いた。
「そういえば峻希と試合をした記憶が全然なかった」
そう山田が話すのも無理はなかった。
「今まで開幕戦に出ることがなかなかなく、2戦目も出させてもらい良いシーズンの滑り出しになった。(高橋に)アシストされたが、まだやり返すチャンスはある」(山田)
「開幕戦、そしてルヴァンカップに出させてもらったが負けが続いていたので、自分自身、あとがないと感じていた。勝てたことは良かったが危機感を持ってやっている」(高橋)
浦和レッズユース黄金世代の主力だったふたりもプロ13年目を迎え、ことしで31歳。時の流れは早く、ベテランと呼ばれる年代となった。
ピッチ上での邂逅は、これからも続いていく。
取材・文●佐藤亮太(レッズプレス!!)
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