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京都が生んだ14歳の新鋭レフェリー。史上最年少の記録を打ち立てたユース審判員が目指すW杯の舞台

カテゴリ:高校・ユース・その他

竹中玲央奈

2021年02月19日

同郷のあの主審を目標に

高校生の試合でも笛を吹いたことがあるという森審判員。夢はW杯の舞台だ。写真:竹中玲央奈

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試合前後には公式記録の記入なども。これからの成長に期待したい。写真:竹中玲央奈

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 実は、京都に関わりを持つ審判員は多い。現役審判員では岡宏道氏や国際審判員の山本雄大氏、昨年のなでしこリーグの最優秀審判を受賞し女性で初めてJリーグで審判を務めた梶山芙紗子氏も京都府の出身である。また家本政明氏は京都サンガの職員だった。

「実は京都は優秀な審判が多いんですよ」
 前述の関係者はこう、誇らしげに語っていた。森は、この系譜を次ぐことを期待されている。

 森が目標とするのは、同郷の山本雄大氏だ。京都府の審判関係者を対象に行なわれるオンラインの勉強会に山本氏は頻繁に出席し、自身の知見をシェアしているとのことだ。

「キャリアも長いのでたくさんの知識があるし、それを僕も学ばせてもらっています」と、森にとっては大きな刺激となっている。

 自身が若くして道を開き、審判として上の舞台を目指すという選択肢を広げていきたいという思いも持つ。

「これからどんどん仲間を増やして、将来同じピッチで担当できたら楽しい。ユース審判がもっと増えていったら嬉しいなと思います」

 ピッチで輝く方法は、選手だけではない。審判の地位を高めるという意味でも、森が担う役割や背負う期待は非常に大きい。

取材・文●竹中玲央奈(フリーライター)
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