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17歳でレバークーゼンの主力を張る超逸材! “イスコ2世”ヴィルツとは何者か?「EURO2020に連れて行くべき」

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2021年02月01日

イスコの後釜としてマドリーも興味?

昨年12月のケルン戦では2戦連発となるダメ押しのゴールを決めた。(C)Getty Images

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 バイエルンやプレミアリーグの強豪も興味を示すなか、レバークーゼン行きを選択した理由について、本人は『シュポルト・ビルト』紙でこう語っている。

「家族や友達と離れるのではなく、この地域に留まりたいと思ってね。レバークーゼンでの見通しは良かったし」

 その決断が吉と出たのは、前述したサクセスからも明らか。年齢や実績に捉われない起用が身上のペテル・ボシュ監督からチャンスを得て、瞬く間に強豪クラブの主力へと飛躍を遂げた。

 ヴィルツはそのオランダ人指揮官に加え、チームメイトたちのサポートにも感謝しているようだ。「定位置を争うライバルではなく、チームの助けになる選手として見なしてくれた」というドイツ代表のMFナディーム・アミリやケレム・デミルバイが、さまざまな助言をしてくれるからだ。
 レバークーゼンでは同じく若くして頭角を現わしたカイ・ハベルツ(昨夏にチェルシーへ)の後継者として期待されているが、プレースタイルが似通う名手はイスコだ。

 水準以上のテクニックや状況判断力、パスセンス、視野の広さなど、そのスペイン代表を彷彿させる長所が少なくない。レアル・マドリーが「イスコの後釜としてヴィルツを注視」という噂が浮上したのも偶然ではないだろう。

 ハベルツだけでなく、トニ・クロースやソン・フンミン、アルトゥーロ・ビダルら数多くの実力者を輩出しているレバークーゼンで、ヴィルツが今後も順調に成長を遂げるようなら、そうしたOBに比肩するスターになる可能性は十分にある。

 また、あと1年残っている学校生活との両立から解放されれば、成長スピードをさらに加速させるかもしれない。そんな期待感も抱かせる逸材中の逸材だ。

文●遠藤孝輔

※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年2月4日号より転載
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