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「脅威となったドリブルよりも光っていたのが…」久保建英の“先発デビュー戦”をスペイン人記者が分析! 指摘した今後の課題とは?【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ラディスラオ・ハビエル・モニーノ

2021年01月22日

改めて明らかになったヘタフェでの役割

 後半、ボルダラス監督の指示もあり、ポジションをより中央寄りに移動。ただその分、ドリブル突破を図る頻度は減り、前半ほど輝きを放つことはなかった。これはゴールを背にしてパスを受ける機会が多くなり、そこからドリブルに移行するのに手間取ったためでもあるだろう。

 より素早いターン技術を習得しない限り、やはりサイドのほうがドリブルを仕掛けやすそうだ。80分に交代を命じられると、監督やチームメイトたちの祝福を受けながらベンチに戻り、その後の戦況を見守った。

 勝利したとはいえ、内容的にはいかにもヘタフェらしい拮抗したじりじりとした展開だった。改めて明らかになったのは、ヘタフェでは自らドリブルを仕掛けると同時に、相手のドリブルを封じる働きも求められること。攻撃的な選手が守備に奔走するあまり、持ち味を発揮できないというケースは多々ある。

 タケの場合も、ペナルティエリアから離れてしまうとドリブルの威力が減少することは否めず、その兼ね合いをどうするかは今後の活躍のポイントとなりそうだ。

文●ラディスラオ・ハビエル・モニーノ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
 
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