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京都橘高でライバル関係だった同期GK2名が大学経由でプロ入り!「まさか二人とも行けるとは…」

カテゴリ:大学

森田将義

2021年01月18日

「お互いに試合に出て学んできたことをぶつけ合って、高め合っていきたい」

矢田貝、西川の恩師、米澤監督も加わり記念撮影。指揮官は「歴代でも一番起用が難しかった代」と振り返った。写真:森田将義

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「高校3年間同じ経験をしていたから、苦ではなかった。結果を出せばチャンスがもらえると、新人戦やインターハイで経験しているし、出られないのは自分自身の問題。自分のパフォーマンスを維持して、訪れたチャンスを掴もうと思っていた。だから、大学で出られない時期に後輩から、『西川くんなんでそんなメンタル強いんですか?』と驚かれるくらいの気持ちでいれた。高校で出続けていたら、もっと悩んでいたと思う」

 そう振り返るのは西川だ。

 コロナ禍で思うように練習参加できなかった影響もあり、ともにJからのオファーはなかなか届かなかったが、揃って昨年末に入ってから話が一気に進み、憧れのステージまで辿り着いた。大学時代は、どちらかがベンチにいたこともあり、対戦機会はなかったが、ともに初年度のステージはJ3であるため、対戦するチャンスは訪れるだろう。

 矢田貝が「同じJ3のチームなので対戦する機会があると思う。お互いに試合に出て、今まで学んできたことをぶつけ合って、高め合っていきたい」と口にすれば、西川も「高校時代、ポジション争いに勝てずに試合に出られたので、リベンジという気持ちで戦って勝ちたい」と続ける。

 高校、大学と続いた二人のライバル関係は第三章を迎える。次は二人から、どんなストーリーが聞けるか楽しみだ。

取材・文●森田将義(フリーライター)
 
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