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なぜモドリッチは35歳で輝きを取り戻したのか? 関係者が証言する名手の素顔「病的なまでに…」【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2021年01月13日

「パフォーマンスを見てほしい。年齢の話はするのは好きではない」

 モドリッチは2018年にバロンドールを受賞したが、ロシア・ワールドカップも含めたフル稼働の代償で18-19シーズンはコンディション調整に苦しんだ。クラブ側もパフォーマンスの低下を見込んで、昨シーズンから徐々に出場機会を減らす腹積もりでいた。

 それが、「中断期間中はとにかくトレーニングに励んだ。1日も休むことなくね。その成果が出ている」と本人も認めるように、弛まぬ鍛錬が輝きを取り戻させた。

 称えるべきはこの努力だ。「ルカはいつもそうだ。練習、練習、練習。根っからの練習の虫さ」と前出の知人がその節制ぶりを評価すれば、日々間近で接しているチーム関係者も「全体練習の後に2時間はトレーニングルームで汗を流している。病的なまでに食事にも気を配っているしね。そうした常日頃の取り組みが活躍し続ける秘訣なんだ」と証言する。

 モドリッチ自身はこう強調する。「DNI(日本でいうマイナンバーカード)ではなく、パフォーマンスを見てほしい。年齢の話はするのは好きではない」。

 バルデベバス(マドリーの練習場)の周辺ではこんな声が飛び交っている。

「ルカは自分自身がロートルとはこれっぽっちも考えてはいない。過去数年より手応えを感じながらプレーしているようだ」

 カソルラはまだしばらくの間、願望の実現を待つしかなさそうだ。

文●ダビド・アルバレス(エル・パイス紙レアル・マドリー番)
翻訳●下村正幸

※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙の記事を翻訳配信しています。
 
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