J1、J2のクラブにも広がりつつあるeスポーツチーム

『ウイニングイレブン』と『ロケットリーグ』部門を擁する東京ヴェルディ。

2020年7月26日に行なわれた水戸ホーリーホックeスポーツチャレンジカップを勝ち上がって同クラブの所属選手となった、nomo選手(写真右)とウラえもん選手(写真左)。
日本国内のプロスポーツチームでeスポーツに取り組んだ先駆者といえば、東京ヴェルディが真っ先に挙げられる。2016年に『FIFA』シリーズ、『オーバーウォッチ』、『BLAZBLUE CENTRALFICTION』の強豪プレイヤーらをスポンサードし、話題を集めた(2020年現在も『ウイニングイレブン』と『ロケットリーグ』のプロチームを運営中)。
しかし、日本のeスポーツシーンとスポーツ(サッカー)が連携を見せ始めるきっかになったのは、2018年に開催された”e.JLEAGUE”の存在が大きいだろう。『FIFA18』の世界大会、“eWORLD CUP2018”進出への枠をかけて行なわれたこの大会では、当時のJ1に所属していた15クラブが、『FIFA』シリーズの強豪プレイヤーを自クラブの代表として選出。大会の運営はJリーグが担当し、『FIFA18』の“日本代表”を決める戦いをサポート。現在も年1回のペースで大会が開催されている。
日本国内のeスポーツシーンが活性化しつつある現在は、大会単位のサポートではなく、長期スパンで選手とプロ契約を結ぶクラブも増加してきた。いくつか例を挙げておくと、鹿島アントラーズは『FIFA』シリーズの強豪プレイヤーとして知られるナスリ選手と契約。水戸ホーリーホックは今年7月に開催された“水戸ホーリーホックeスポーツチャレンジカップ”を勝ち抜いた地元出身の『ウイニングイレブン』シリーズのプレイヤー、nomo選手、ウラえもん選手と契約し、サッカーゲームの競技シーンに本格的に参戦を果たした。
サッカーゲーム以外で存在感を発揮しているのが、横浜F・マリノス。デジタルカードゲーム『シャドウバース』のプレイヤー6名が在籍しており、同作のプロリーグで福岡ソフトバンクホークスゲーミング(野球)、レバンガ☆SAPPORO(バスケットボール)といった、他球技のプロスポーツ団体が母体になっているチームと鎬を削っている。
最後に、国内外のサッカークラブが関わり、現在進行形で行なわれているeスポーツイベントも紹介しておきたい。
まず『ウイニングイレブン』シリーズの最新作『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』では、ヨーロッパ各国の強豪クラブがプロゲーマーと契約し、“代表選手”として送り出す“eFootball League 2020-21シーズン eFootball.Pro”が12月12日に開幕。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ユベントスといったビッククラブ全10チームの代表が、リーグ戦を戦っている。日本語での公式サイトがない点が非常に残念ではあるが、試合はeFootball.Proの特設サイト(https://efootballpro.konami.net/)で視聴できるため、興味のある人はチェックしてみてほしい。
『FIFA』シリーズの方は、『FIFA21』を用いた国内大会、“FIFA 21 グローバルシリーズ eJリーグ”が開催予定。今年はJリーグモードを使用した賞金制大会“クラブチャンピオンカップ”と、『FIFA21』の世界大会、“FIFA eWORLD CUP™”の予選も兼ねた“FUTチャンピオンカップ”の2部門を実施。オンライン予選は年末の12月26、27日に、決勝ラウンドは来年の1月9、10、23、24日に行なわれるので、こちらも気になる人は公式サイト(https://www.jleague.jp/ejleague/)を確認し、今後の動向に注目してもらいたい。
しかし、日本のeスポーツシーンとスポーツ(サッカー)が連携を見せ始めるきっかになったのは、2018年に開催された”e.JLEAGUE”の存在が大きいだろう。『FIFA18』の世界大会、“eWORLD CUP2018”進出への枠をかけて行なわれたこの大会では、当時のJ1に所属していた15クラブが、『FIFA』シリーズの強豪プレイヤーを自クラブの代表として選出。大会の運営はJリーグが担当し、『FIFA18』の“日本代表”を決める戦いをサポート。現在も年1回のペースで大会が開催されている。
日本国内のeスポーツシーンが活性化しつつある現在は、大会単位のサポートではなく、長期スパンで選手とプロ契約を結ぶクラブも増加してきた。いくつか例を挙げておくと、鹿島アントラーズは『FIFA』シリーズの強豪プレイヤーとして知られるナスリ選手と契約。水戸ホーリーホックは今年7月に開催された“水戸ホーリーホックeスポーツチャレンジカップ”を勝ち抜いた地元出身の『ウイニングイレブン』シリーズのプレイヤー、nomo選手、ウラえもん選手と契約し、サッカーゲームの競技シーンに本格的に参戦を果たした。
サッカーゲーム以外で存在感を発揮しているのが、横浜F・マリノス。デジタルカードゲーム『シャドウバース』のプレイヤー6名が在籍しており、同作のプロリーグで福岡ソフトバンクホークスゲーミング(野球)、レバンガ☆SAPPORO(バスケットボール)といった、他球技のプロスポーツ団体が母体になっているチームと鎬を削っている。
最後に、国内外のサッカークラブが関わり、現在進行形で行なわれているeスポーツイベントも紹介しておきたい。
まず『ウイニングイレブン』シリーズの最新作『eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE』では、ヨーロッパ各国の強豪クラブがプロゲーマーと契約し、“代表選手”として送り出す“eFootball League 2020-21シーズン eFootball.Pro”が12月12日に開幕。バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ユベントスといったビッククラブ全10チームの代表が、リーグ戦を戦っている。日本語での公式サイトがない点が非常に残念ではあるが、試合はeFootball.Proの特設サイト(https://efootballpro.konami.net/)で視聴できるため、興味のある人はチェックしてみてほしい。
『FIFA』シリーズの方は、『FIFA21』を用いた国内大会、“FIFA 21 グローバルシリーズ eJリーグ”が開催予定。今年はJリーグモードを使用した賞金制大会“クラブチャンピオンカップ”と、『FIFA21』の世界大会、“FIFA eWORLD CUP™”の予選も兼ねた“FUTチャンピオンカップ”の2部門を実施。オンライン予選は年末の12月26、27日に、決勝ラウンドは来年の1月9、10、23、24日に行なわれるので、こちらも気になる人は公式サイト(https://www.jleague.jp/ejleague/)を確認し、今後の動向に注目してもらいたい。