攻撃的MFの最後の1枠に入るのは…
【アウトサイド】中山雄太、菅原由勢、橋岡大樹
アウトサイド枠は欧州組の中山雄太(ズウォーレ)、菅原由勢(AZ)と国内組合宿で存在感を示していた橋岡大樹(浦和)か。中山はセンターバック(CB)や、ボランチもこなせるレフティであることが10・11月遠征で証明されたが、4バックの左サイドバックや3バックの左ワイドもできるはず。対戦相手のレベルが高ければ、むしろ彼のように守備力の高い人材がベターだ。菅原も左右両方できるし、橋岡も右サイド兼任で行ける。そういう面々を抜擢しておいた方が戦況や相手に応じた多彩な戦い方に対応できるはずだ。
アウトサイド枠は欧州組の中山雄太(ズウォーレ)、菅原由勢(AZ)と国内組合宿で存在感を示していた橋岡大樹(浦和)か。中山はセンターバック(CB)や、ボランチもこなせるレフティであることが10・11月遠征で証明されたが、4バックの左サイドバックや3バックの左ワイドもできるはず。対戦相手のレベルが高ければ、むしろ彼のように守備力の高い人材がベターだ。菅原も左右両方できるし、橋岡も右サイド兼任で行ける。そういう面々を抜擢しておいた方が戦況や相手に応じた多彩な戦い方に対応できるはずだ。
【ボランチ】田中碧、齊藤未月、郷家友太、★遠藤航(柴崎岳)
ボランチ枠は今季川崎で主軸として活躍した田中碧に加え、国内組合宿で圧倒的な問題解決能力とダイナミックな働きを見せた齊藤未月(湘南)を入れたい。今の齊藤なら攻撃面でもしっかりとチームをコントロールできるだろう。そこにトップ下や右サイドもこなせる使い勝手のいい郷家がいれば理想的だ。もう1人はオーバーエージの遠藤航(シュツットガルト)がベスト。1年前までは柴崎岳(レガネス)が「森保ジャパンの心臓」を位置付けられていたが、10・11月遠征では遠藤航の存在感が凄まじかった。デュエルの回数や強度、タテパスの意識、メンタルの強さと何拍子も揃っている彼なら、吉田とともにチームをまとめてくれるはず。柴崎が来夏までに遠藤航以上の輝きを取り戻してくれれば再び有力候補に浮上するだろうが、現時点ではやはり遠藤航を推すべきだ。
【攻撃的MF】久保建英、堂安律、三笘薫、前田大然(三好康児、安部裕葵)
アタッカー枠は欧州組の久保建英(ビジャレアル)、堂安律(ビーレフェルト)に加え、今季川崎で大活躍を見せた三笘薫の3人は当確と言えるだろう。もう1枠は三好康児(アントワープ)、食野亮太郎(リオ・アヴェ)、安部裕葵(バルセロナ)ら欧州組の中から選ぶか、韋駄天・前田大然(横浜)を選ぶかで悩みどころだ。が、違った色をもたらせる存在としては前田大然が有効ではないか。「自分が一番速いと思っている」という本人の言葉通り、関東学生選抜との試合でも爆発的なスピードとスプリント力を何度も披露した。決めるべきシュートを決められないという課題は残されたが、流れを変えたい時には必要なタイプだろう。2021年の進化に期待しつつ、あえて選出したいところだ。