• トップ
  • ニュース一覧
  • 【コラム】これも名古屋、これも瑞穂…聖地とのしばしの別れは最高とは言えなかったが――

【コラム】これも名古屋、これも瑞穂…聖地とのしばしの別れは最高とは言えなかったが――

カテゴリ:Jリーグ

今井雄一朗

2020年12月14日

結果はまあまあ、内容は残念、でも瑞穂らしいと言えば、瑞穂らしい

改修前の最終戦となった横浜FC戦はスコアレスドロー。ACL出場権を狙う名古屋にとっては痛い結果となった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

 スコアレスの引き分けでパロマ瑞穂スタジアムの歴史はいったん、幕を下ろすことになった。多くのOBがそれぞれの思い出を語り、今の姿との別れを惜しむ。中でも山口慶や磯村亮太、菅原由勢らアカデミー出身の男たちにとっては、瑞穂こそが“ホームスタジアム”であり、そこでプレーする憧れ、試合を観に行く楽しみ、いつかは自分たちがというモチベーションになったとしみじみ語る。

 この日、試合後のオンライン取材に応じたのは3年目のランゲラックと2年目の吉田だったが、「素晴らしいスタジアムで、世界でも素晴らしいファンがそこにはいる」と守護神が言えば、「試合に出ていて包まれている感があるスタジアム」と守備のエキスパートもその特別感を口にした。

 試合前は曇りがちだった空も、試合開始前には青空が広がり、瑞穂らしい心地よい開放感を感じさせてくれた。結果はまあまあ、内容は残念、でも瑞穂らしいと言えば、瑞穂らしい。聖地とのしばしの別れは最高とは言えなかったが、その不完全燃焼を抱えたからこそチームは次節の必勝をなおさらに期すことにもなった。

取材・文●今井雄一朗(フリーライター)

【動画】先制のチャンス…と思いきや、PKが取り消し。名古屋vs横浜FC戦ハイライト
【関連記事】
「言いたい事は色々ある」聖地・瑞穂の最終戦はPK取り消しに退場劇、痛恨ドロー…名古屋サポは複雑な心境も
PK取り消しの判定に怒り収まらず! 名古屋フィッカデンティ監督「我々のすべてを台無しにする不可解な判定」
【J1採点&寸評】名古屋0-0横浜FC|今季16回目の無失点も、PK判定覆る不運。一発レッドのアタッカーへの評価は…
【J1】名古屋、C大阪が無得点ドロー…2位ガンバに詰め寄れず。鹿島がACL出場権争いに望みを残す快勝劇
名古屋、痛恨ドローで2位浮上のチャンスを逸す…聖地・瑞穂でのラストゲームを勝利で飾れず

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ