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【選手権予選】「フクアリで味わった悔しさは…」流経大柏の守護神・松原颯汰がライバル市船との決戦を振り返る

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年11月19日

今後も残さている市船との再戦、そして来年は「ジェフのユニフォームを着て…」

3年間にわたり流経大柏の守護神を務めた松原。来季は千葉入りが内定している。写真:田中研治

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「動画を見返しても、自分があそこで止めていれば、もっと清宮や田口をうまく動かせるコーチングをしていれば……と。細かいポジショニングやセービングスピード、範囲を広げていかないと上では通用しない。本当に僕の責任です」

 あと一歩。悔やんでも悔やみ切れない一本だった。しかし、もし彼が並のGKだったら、あそこまで綺麗な横っ飛びジャンプはできていなかったもしれない。それほど、岩田のミドルシュートが素晴らしすぎたとも言える。

 この試合で高校トップクラスのGKであることは実証できた。しかも、これで彼のサッカー人生は終わったわけではない。まだプレミアリーグの残り試合があるし、そこには市船との再戦もある。何より来年はあと一歩が届かなかったフクダ電子アリーナをホームスタジアムにする千葉への加入が内定している。

「プレミアの残り試合は全部勝って、最後はみんなと笑顔で終わりたい。そしてフクアリのピッチでジェフのユニフォームを着て活躍したい。フクアリで味わった悔しさはフクアリで返します」

 彼にとってのあと一歩は伸びしろでしかない。3年間で一段とたくましくなった守護神は、有終の美に向けて、未来に向けて力強い一歩を踏み出した。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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