【J1採点&寸評】鳥栖×G大阪|耐え抜いた鳥栖が開幕2連勝を飾る

カテゴリ:Jリーグ

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年03月14日

パス回しに怖さがなく、シュートにも精度を欠く。

【警告】鳥栖=チェ・ソングン、キム・ミヌ G大阪=なし
【MON OF THE MATCH】藤田直之(鳥栖)

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【G大阪|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
ペク・ソンドンのゴールはほぼノーチャンス。それ以外で危ない場面はほとんどなく、見せ場もなかった。
 
DF
22 オ・ジェソク 6
前半から何度か惜しいアーリークロスを放り込む。自分のサイドを崩された失点シーンが悔やまれる。
 
5 丹羽大輝 6
球際で譲らず、守備は及第点。チャレンジの縦パスなど、もっと積極的に組み立てにも関わりたかった。
 
8 岩下敬輔 6
豊田を相手に空中戦でほぼ互角。サイドに流れても1対1を止め切るなど、責任感のあるプレーが目立った。
 
4 藤春廣輝 5.5
オーバーラップが少なく、ポジショニングもやや中途半端。後半は少し改善したが、決定的な仕事はできず。
 
MF
17 明神智和 5
危険な場所に顔を出す運動量はさすがだが、不用意なボールロストが目立った。攻撃への貢献度も低かった。
 
7 遠藤保仁 5
長い芝を気にしてか、効果的なグラウンダーのパスが少なかった。大黒柱がぱっとせず、チームのリズムが単調に。
 
11 倉田 秋 5.5
ピッチを広く駆け回る運動量は十分だったが、最後の局面に顔を出せなかった。シュートの意識を高めたい。
 
19 大森晃太郎 5
キム・ミヌとのマッチアップで終始劣勢を強いられた。チャンスに絡むシーンも少なく、途中交代は致し方なしか。
 
FW
39 宇佐美貴史 5.5
開始1分に決定機を作り出すも、その後は消える時間が多い。後半は4本のシュートを放ちながら、ほぼ枠に行かず。
 
29 パトリック 6
ターゲットマンとしての強さは圧倒的。前半ふたつのビッグチャンスをフイにしたのが最後まで響いた。
 
交代出場
MF
13 阿部浩之 5.5
何度かドリブル突破を試みたが、相手のブロックに手を焼いていた。スピードに乗った仕掛けはまだ少ない。
 
DF
14 米倉恒貴 -
高い位置にポジションを取り、攻勢をかけるチームを手助け。右サイドを深く抉ってからのクロスは長谷川監督も評価。
 
FW
9 リンス -
残り5分で出場しながら、シュート3本を放った積極性は買い。ただし、総じて精度が低く、枠外に飛んだ。
 
監督
長谷川健太 5.5
後半早めにパワープレーを仕掛けるも、相手の堅守を崩せず。「得点力の復活を我慢強く待つ」とコメント。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

苦しみながらも開幕2連勝を飾った鳥栖。今季も持ち前の走力と諦めない粘りは健在のようだ。写真:竹藤光市

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G大阪の宇佐美は決定的な場面を演出したものの、2戦連発とはいかず。鳥栖の粘り強い守備を崩し切れなかった。写真:竹藤光市

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