坂元、松尾の打開力にも注目!古橋は最前線で併用も
打開力という意味では、右の坂元達裕(C大阪)、左の松尾佑介(横浜FC)も面白い。坂元はロティーナ監督から絶対的信頼を寄せられる左利きのドリブラーで、切れ味鋭い切り返しで対戦相手をキリキリ舞いさせている。最近は対策を講じられて苦しむ場面も見受けられるが、彼もまた右肩上がりの軌跡を辿っている。伊東と競争させてみても面白いだろう。
松尾にしても左サイドを一気に駆け上がりフィニッシュまで持って行く迫力はJ1でも頭抜けている。以前は原口がこのタイプに近かったが、攻守のバランスを考え、より幅広い仕事をするようになったため、タテへの推進力があまり見られなくなっている面もある。そう考えると松尾はその役割を担える選手。一度呼んでみるのはありだ。
松尾にしても左サイドを一気に駆け上がりフィニッシュまで持って行く迫力はJ1でも頭抜けている。以前は原口がこのタイプに近かったが、攻守のバランスを考え、より幅広い仕事をするようになったため、タテへの推進力があまり見られなくなっている面もある。そう考えると松尾はその役割を担える選手。一度呼んでみるのはありだ。
最前線で併用できる人材としては古橋亨梧(神戸)が挙げられる。もともとスピードとフィニッシュの鋭さは折り紙付きのアタッカーだが、今季11ゴールという数字で本人もより一層自信をつけている。日常的にイニエスタやフェルマーレンら世界最高峰クラスのプレーヤーとともに過ごし、世界基準を日々焼き付けている点も見逃せない。1年前のベネズエラ戦1試合しか実績がない分、伸びしろも大きい。やはり次回の代表活動でリストアップされていい存在と言える。