【横浜｜採点・寸評】
GK
１　榎本哲也　６
ポストに助けられるなど運もありながら、無失点で乗り切った。もたつくシーンはほぼ皆無。
 
DF
４　栗原勇蔵　6.5
当たり負けせず、辛抱強くボールを跳ね返した。中澤との呼吸は最後まで乱れなかった。
 
13　小林祐三　６
どちらかと言えば守備意識が強く、裏を取られる回数は少なかった。黒子に徹した好パフォーマンス。
 
22　中澤佑二　6.5
最終ラインを統率。まさに壁となってFC東京をシャットアウトし、健在ぶりをアピールした。
 
23　下平　匠　６
タイトな追い込みで、オーバーラップしてきた徳永を懸命に阻止。集中を切らさず踏ん張った。
 
MF
５　ファビオ　５
中途半端なパスミスでピンチを招きそうな場面が数回。ボールを奪ってからの展開力に課題を残した。
 
７　兵藤慎剛　5.5
54分に１対１での至近距離からのシュート、55分にはミドルを防がれ、ヒーローになり損ねた。
 
８　中町公祐　5.5
ビルドアップの局面で効果的なパスをあまり出せなかった。見せ場もなく、無念の途中交代。
 
25　藤本淳吾　５
41分にシュートをふかしたように、いまひとつ乗り切れていない印象。かつての輝きは何処に。
 
FW
11　齋藤 学　5.5
兵藤に決定機をプレゼントした54分のチャンスメイクはグッド。ただ、消えている時間帯も。
 
39　アデミウソン　5.5
ついにベールを脱いだ大物助っ人もJデビュー戦は不発。77分の好機はモノにしたかった。
 
交代出場
MF
６　三門雄大　６
絶妙なスルーパスで何回かカウンターを発動させた。限られた出場時間でそれなりの存在感。
 
FW
16　伊藤　翔　―
ボールに触れる機会はほとんどなく、不完全燃焼のままタイムアップ。次戦の活躍に期待したい。
 
監督
エリク・モンバエルツ　5.5
敵地での勝点１は悪くないが、攻撃は個人技に依存しがちで、組織としてまだ成り立っていない。
 
取材・文：白鳥和洋（サッカーダイジェスト編集部）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。