“第2の福永泰”を育て上げる日が待ち遠しい
89年度の第68回全国高校選手権に初出場した桐蔭学園高校(神奈川)はモダンな戦術でベスト8入りし、2年生の福永さんは得点も決めた。「サッカーの指導を受けたという感覚が一番強かったのが高校時代で、多くのものを吸収して成長できた。あの3年間はものすごくインパクトがあった」と振り返る。
今度はその高校生を教える責任の重い立場に回った。選手には次のカテゴリーはトップチーム、プロだと唱え続けている。「その自覚と覚悟を持っていてほしい。僕ら指導陣は世界で活躍できる選手を育てようという覚悟を決め、最高の熱量で接しています」ときっぱり言った。
福永さんが青学大2、3年時の監督というのが、昨季まで浦和レッズのGMだった中村修三さんだ。「福永が青学の指導者だった頃、こまめに相談相手をするなど選手へのアプローチがうまいと聞いていた。技術や戦術だけでなく、選手のハートを引き出せる指導者になってほしい」とエールを送る。
浦和での現役時代、「これくらいでいいやって妥協したことは1度もない」という言葉を何度か聞いた。闘争心が凝縮されたプレーで多くの観客から支持を集めた功労者が、指導者としても妥協せず、“第2の福永泰”を育て上げる日が待ち遠しい。
取材・文●河野 正
【PHOTOギャラリー】福永氏も登場! 浦和レッズの懐かしい「歴代集合写真」を一挙紹介!
今度はその高校生を教える責任の重い立場に回った。選手には次のカテゴリーはトップチーム、プロだと唱え続けている。「その自覚と覚悟を持っていてほしい。僕ら指導陣は世界で活躍できる選手を育てようという覚悟を決め、最高の熱量で接しています」ときっぱり言った。
福永さんが青学大2、3年時の監督というのが、昨季まで浦和レッズのGMだった中村修三さんだ。「福永が青学の指導者だった頃、こまめに相談相手をするなど選手へのアプローチがうまいと聞いていた。技術や戦術だけでなく、選手のハートを引き出せる指導者になってほしい」とエールを送る。
浦和での現役時代、「これくらいでいいやって妥協したことは1度もない」という言葉を何度か聞いた。闘争心が凝縮されたプレーで多くの観客から支持を集めた功労者が、指導者としても妥協せず、“第2の福永泰”を育て上げる日が待ち遠しい。
取材・文●河野 正
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