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「先発起用はまもなく」“18分間”で感じた久保建英の可能性――スペイン紙番記者は開幕2戦をどう見たのか?【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ハビエル・マタ

2020年09月23日

エメリ監督はここまでの久保をどう評価しているのか?

エメリ監督もここまでの適合具合を評価。出番は増えていくはずだ。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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「タケは練習と試合を重ねるごとに、我々が求めるレベルに近づいてきている。彼自身が、チームが掲げるプレーコンセプトにフィットし、さらにチームメイトのプレーにも適応しなければならない。いずれにせよ、最初からタケのことは戦力の1人として計算している。

 彼の成長ぶりには満足している。それを証拠にこのエイバル戦でも、サイドから局面を打開して、チャンスを作っていた。いずれかのプレーで得点が決まって試合が決していても不思議ではなかった。すでに準備はできている。スタメン入りのチャンスは間違いなくあるよ」

 この指揮官の発言が裏付けるように、タケがスタメンで起用されるのはそう遠くはないだろう。ましてや来月からヨーロッパリーグがスタートする。もともとエメリはローテーションを積極的に導入する監督だけに、ニ足の草鞋を履きこなすために選手を頻繁に入れ替えるはずで、そんな中で控えの一番手であるタケの出番は当然増えてくるとみて間違いない。

 チームのベースは固まりつつあり、試合を重ねるごとに攻守のバランスも良くなっていくはずだ。エメリはそこに新戦力を肉付けしていく考えで、その中で特に期待を寄せているのがタケなのだ。開幕2試合連続ベンチスタートとはいえ、タケは飛躍の時に備え着実に足場を固めている。

文●ハビエル・マタ(アス紙ビジャレアル番)
翻訳●下村正幸
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