日本代表新監督に内定したハリルホジッチ氏とはいかなるキャリアを持つ人物なのか?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2015年03月06日

コートジボワールを率いた2010年に、12戦無敗でW杯アフリカ予選を通過するも…。

昨夏のワールドカップでは、アルジェリアを同国史上初のベスト16に導いた。その手腕を日本でも発揮できるか。(C) AFLO/Reuters

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●コートジボワール代表時代(08-10年)
 
アフリカネーションズカップ2010 ベスト8
ラウンド   対戦相手    スコア
GS第1戦  ブルキナファソ △0-0
GS第2戦  ガーナ      〇3-1
GS第3戦  トーゴ       中止※1
準々決勝 アルジェリア    ●2-3
※1=トーゴの出場停止により中止
 
 08年5月にコートジボワール代表監督に就任すると、同6月に始まったワールドカップのアフリカ予選を12戦無敗で突破した。ドログバ、トゥーレ兄弟、ゾコラをセンターラインに置く4-3-3システムを機能させ、2010年1月のアフリカネーションズカップでは優勝を期待されたが、準々決勝でアルジェリアに敗戦。その責任を取らされる形で解任された。
 
●アルジェリア代表時代(11-14年)
 
2014年ブラジル・ワールドカップ ベスト16
ラウンド    対戦相手   スコア
GS第1戦   ベルギー   ●1-2
GS第2戦   韓国      〇4-2
GS第3戦   ロシア     △1-1
決勝T1回戦  ドイツ     ●1-2
 
 アルジェリア伝統のテクニカルなパスサッカーにショートカウンターというエッセンスを注入し、状況に応じた戦い方ができる集団に鍛え上げた。ワールドカップの韓国戦では攻撃陣の、続くロシア戦では守備陣の奮闘が光ったのも“戦術的柔軟性”があったからだろう。ドイツ戦でも選手を上手く鼓舞し、大会屈指の好勝負を演出した。
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